ダンプ・ヒップ・バンプ くたばれ野郎ども

劇場公開日:

解説

「ある見習看護婦の記録 赤い制服」の高橋二三がシナリオを執筆し、「性犯罪法入門」の帯盛迪彦が監督した喜劇。撮影は「ガメラ対大悪獣ギロン」の喜多崎晃が担当した。

1969年製作/83分/日本
配給:大映
劇場公開日:1969年5月17日

ストーリー

ダンプは柔道、唐手、合気道となんでもこなすモサ娘。ヒップは頭脳明晰で、バンプは男泣かせのお色気娘。さてこの三人、坂本政子の依頼で、風紀上好ましくない娯楽センターの「夢の国会館」ぶち壊しを目論んだ。さて、三人娘の最初の試みは、サウナ嬢たちの足抜きだった。彼女たちの有金をはたかせようと馬券を買わせたが、これが大当り。三人娘は引抜きを防いだ功績で金一封を授かる始末だった。三人が次に目をつけたのはお化けバー。お化け役の従業員を逃げ出させたものの、お客がお化け役を買って出て連日の大繁盛。そして最後に狙ったデラックスなキークラブでも三人のセクシームードが好評を呼んで、彼女たちは、意気消沈してしまった。しかも、三人はこの仕事を頼んだ坂本政子が社長の森と同棲中なのを知って唖然とした。ところが、森の娘トップがそんな親父に反旗をひるがえし、三人娘のアジトに匿まわれた。森は早速やくざ五人に娘を取戻すよう命じたが、ダンプ・ヒップ・バンプの三段構えには勝てなかった。こうして「夢の国会館」は、家族ぐるみで楽しめる明るいヘルスセンターに生まれ変ったのだった。

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スタッフ・キャスト

監督
脚色
高橋二三
原作
森哲郎
企画
斎藤米二郎
撮影
喜多崎晃
美術
渡辺竹三郎
音楽
伊部晴美
録音
飛田喜美雄
照明
上原正一
編集
中静達治
スチル
椎名勇
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