警視庁物語 ウラ付け捜査

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解説

「七人の刑事」の長谷川公之が脚本を執筆、「考える葉」の佐藤肇が監督した警視庁シリーズの第二十話。撮影は「東京アンタッチャブル」の仲沢半次郎。

1963年製作/58分/日本
配給:東映

ストーリー

浅草留置場に無銭飲食で逮捕された川村は、毎晩ひどいうなされようだった。異常な彼の様子に「何かコロシのヤマでものんでいるのではないか」刑事の鋭いカンに、川村は意外な事件の自供をはじめた。二年前西多摩署管内の古井戸から、若い娘の絞殺死体が発見された事件の犯人だというのだ。この事件は、発見された死体がフランしており、証拠として残されたシュミーズとパンティ、それに頭頂部の古いキズ痕だけというもので迷宮になっていた事件だ。川村の身柄は早速警視庁に移され、再調査となった。それによると被害者はユキといい、川村の窃盗仲間吉本勝吉から川村がゆずり受けて愛人としていたが、心中するつもりでユキだけを殺してしまったというのだ。だが、川村はシュミーズやパンティを見せられても、それがユキのものと見分けられなかった。この自白の裏付け捜査がはじまった。ちょうどその頃、強盗殺人事件で吉本勝吉が捕まった。その吉本は今度の強盗事件にも川村が関係していると自供した。川村は、吉本が強盗で人妻の首を絞めるのをみて、二年前のユキを思い出した、ということだった。そして、ユキを殺した時、手にはめていた十八金の指輪を、ソバ屋のミドリという子に贈ったことを自白した。林、金子両刑事から、ユキは木村もと子という美容師の女中に、秋田から失恋して上京したとわかった。指輪を追った北川刑事は、ミドリから用心棒に渡った指輪を持って帰ってきた。だが、その指輪は十八金ではなかった。長田と金子はすぐ秋田に飛んだ。ユキの実家に行った二人は、その指輪が二年前町長の息子がくれたものに間違いないと証言した。そしてその息子もそれを認めた。それは、台にある傷によって間違いないというのだ。かくて、西多摩殺人事件の真犯人は川村に間違いないと確定したのだった。

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