闇に流れる口笛

劇場公開日:

解説

山崎巌・安東穂夫の脚本を「紅の拳銃」の牛原陽一が監督した和田浩治のアクションもの。撮影は「大暴れマドロス野郎」の伊佐山三郎が担当。

1961年製作/80分/日本
原題:Whistling in the Darkness
配給:日活
劇場公開日:1961年5月28日

ストーリー

港町のナイトクラブ“ジョーカー”で坂巻洋次は花売り少年弘を店の用心棒鉄と源の乱暴から救った。弘は行方不明の姉を探していた。翌日、クレー射撃場で、洋次は柿崎咲子が伴という男にからまれているのを救ってやった。咲子は“ジョーカー”の経営者の一人娘で、伴は柿崎の下で働いていた。咲子の働いている土産物店の店主天野は、聞えてきた口笛におびえた。その夜、天野のところへ「横溝船長の復讐する、口笛の男より」という脅迫状がきた。天野から話を聞いた柿崎は、まかせておけといった。洋次は柿崎に傭われた。口笛の男、川村を洋次が消して、柿崎の信用は増した。咲子は父の悪事を感づき、洋次に相談した。彼は心配するなとなぐさめた。天野が店のユミと心中した。柿崎の偽装殺人だ。洋次は弘の面倒をみてやることにした。ある夜、伴は洋次が殺したはずの川村と立話しているのを目撃した。柿崎は伴の話を信用しなかった。が、柿崎は洋次が空砲を射ったことを知り、洋次を殺そうとしたが、伴の邪魔で失敗した。洋次は伴を捕えて、横溝殺しの犯人が柿崎だと白状させた。柿崎は殺し屋大沼も呼んで、洋次と伴を消させた。二人は海中に倒れた。安心した柿崎はヤクの取引を始めた。数日後柿崎の前に洋次が現われた。洋次は横溝の息子で、口笛の男だった。事件を内偵中の刑事川村に柿崎は逮捕された。翌朝、咲子に置手紙を残して、洋次はあてどない旅に出た。

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