アマゾン無宿 世紀の大魔王

劇場公開日

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解説

「さいころ奉行」の松浦健郎の脚本を、「剣豪天狗まつり」の小沢茂弘が監督した、千恵蔵の二挺拳銃もの。「俺が地獄の手品師だ」の西川庄衛が撮影した。

1961年製作/86分/日本
配給:ニュー東映

ストーリー

世界中の賭博市場が今や不況のどん底、ギャンブラーたちはフジヤマゲイシャガールの日本に目をつけ本屋敷の経営する国際ホテル地下の秘密賭博場へ続々とくり込んできた。ニューヨークからは国定忠治の流れを汲むゴールドラッシュの熊吉、パリからはマルセーユ生れで祖母が日本の芸者ガールだったというハーフのスペードのジャック、カイロからも中国からも来た。そのころ横浜港へパンチョス・スタイルの男アマゾン無宿の源次が降り立ち彼も本屋敷の賭博場に入った。賭博にイカサマはつきもの、イカサマをやった熊吉と怒った源次が対立したが、割って入ったのは香港から逃亡してきた麻薬団の大物、竜源昌。彼は源次、熊吉、ジャックの三人を使えるとにらみ用心棒に雇ったが、日本の賭博場を一手に握ろうとねらっていたのだ。竜は「ネバダ」の社長、西園寺を葬りその娘で孤児院に働く秀子、西園寺のお抱え運転手、進次にも魔手をのばした。源次とジャックは二人をかばうがここに一つの事件が……。竜の秘書玉琴が発狂、竜に発砲したのだ。が、これは偽の狂態。そう見破った源次は自分も狂人を装い精神病院に乗り込み玉琴を連れ出した。玉琴は実は日本人で恋人が竜に殺された事実を知り竜を狙ったのだ。彼女の妹道子は大木牧場を経営していたが、ここで源次と熊吉は対決したが源次の早射ちが勝った。一方、竜の賭博市場独占は殆ど完成、そこへインドのハッサンとカシムから賭博場の協定を申入れてきた。竜は二人を利用したあげく源次に殺させようとしたが、ハッサンのほうには意外にも熊吉がついていた。そのため源次はハッサンを逃がし、遂に竜に命を狙われる。彼は竜の子分、橋爪に射たれ海中へ転落。邪魔者を片づけた竜はホクソ笑んだ。が、そこへ熊吉、ハッサンらと、源次がなだれこんだ。死んだと見せかけ、また熊吉と一緒に仕組んだ源次の筋書きで、折りしも到着した警官隊とともに一味を逮捕した。晴れわたる羽田空港、祖国日本をねらった世界賭博師どもを壊滅させた源次と熊吉がみんなに送られて飛び立った。

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