花芯の誘い

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1971年製作/66分/日本
原題:Temptation of the Pistil
配給:日活

ストーリー

矢野雅子は、“女性現代社”の記者で、ある特ダネを追って忙しい毎日を送っていた。ある日、雅子は思いがけない事件に巻きこまれ暴行を受けてそのショックで記憶を失い廃人同様になってしまった。医師の診断によると強度の心神喪失で、この種の病気には、受けた暴行シーンを再現し体験させる以外にはない、とのことだった。雅子の兄、健一郎と恋人の隆は、この体験療法に賭けることにした。まず考えられる、タクシーの運転手による暴行の再現、次にやくざの集団による暴行。しかし結果は裏目に出た。二度とも雅子は、牝猫のように悶えるばかりなのだ。しかし雅子が追っていた特ダネに的をしぼって調査したところ、それは、反戦脱走米兵技術委員会の地下活動を捜ることであり、雅子が受けたショックは黒人米兵に関連があると健一郎と隆はにらんだ。二人は、GI・ジョーを雇い、雅子を襲わせた。ジョーが、雅子に襲いかかると彼女はかすかにおびえる気配をみせ、さらに衣服をはぎ取り、その白い胸に顔をうずめると、雅子は、喘ぎながら叫んだ「タカシ!」記憶が戻ったのである。彼女の回想によると、脱走兵がいるとだまされ、八ミリを廻された上、黒人兵に、この世のものとは思えぬ程のなぶりものにされたのだった。隆は雅子を強く抱きしめながら言うのだった。「全ては悪い夢だったんだよ……」

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