女賭博師壷くらべ
劇場公開日:1970年2月21日
解説
「天狗党」の高岩肇と「女賭博師花の切り札」の井上芳夫が脚本を共同執筆し、井上芳夫が監督した女賭博師シリーズ第十六作。撮影は「あなた好みの」の小林節雄が担当。
1970年製作/81分/日本
配給:大映
劇場公開日:1970年2月21日
ストーリー
陸中振りの名手、銀子の父、倉吉は、小田原の縄張りをかけて、吹き寄せの精次と対戦中、前川興行の巧妙な罠におち、イカサマの汚名をかぶって殺された。そして銀子も相模灘に投げこまれるが、九死に一生を得、父の無念をはらすべく、ツボ振り修業の旅に出た。二年後、倉吉との勝負以来、前川のあくどさがいやになった精次は旅に出るが、信州の賭場で銀子と対決した。精次は指を一本、銀子は髪を賭けた。だが互に傷つくのを惜しみ、仲裁したのは妖艶な女賭博師竜神のお松だった。精次は銀子が陸中振りを見せることから、銀子の素性を知った。隆盛の一途をたどる前川は西伊豆に食指を動かし、松木組との縄張りを賭けた大勝負をひかえていた。前川から呼び戻された精次は、寺屋組の生き残り、辰三に襲われ、ある日銀子は死んだはずの寺屋組代貸弥三郎が生きており辰三の顔を見て逃げるのを目撃した。銀子は二年前の賭場を再現し、そこに弥三郎の裏切りをみた。その直後弥三郎と辰三は、前川に殺された。シマをかけての勝負の日、精次に対抗して壷を振りたいと願う銀子に、松本の壷振りに迎えられたお松は、その役をゆずった。精次の関東振りに対する銀子の陸中振り、息づまる静寂を破ってイカサマを見破った銀子の声が「お待ち」と鋭くひびいた。前川が倒れたのはそれからすぐだった。
スタッフ・キャスト
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大滝銀子江波杏子
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竜神のお松美輪明宏
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浅越精次成田三樹夫
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永瀬ゆき真山知子
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前川毅高橋昌也
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瀬戸口仁平北龍二
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松岡辰三園井啓介
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小倉弥三郎上野山功一
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矢野五郎大川修
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山口豪健司
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加島三夏伸
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大石中原健
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滝井上大吾
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大滝倉吉花布辰男
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竹中仙吉関敬六
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竹中貞代桜京美
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竹中稔篠田三郎
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大門直北城寿太郎
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松木浩造早川雄三
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寺尾聡八隅田一男
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田上二郎佐伯勇
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金政秀一谷謙一
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古川前田五郎
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中井森田健二
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鈴賀藤井竜史
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下宿のおかみ目黒幸子
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バーテン荒木康夫
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ホステス八並映子
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ホステス津山由起子
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マッサージ師浅見ちづる
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ラーメン屋松村若代
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出入商人河島尚真
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漁師たち九段吾郎
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魚市場の会計主任中田勉
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魚市場の賭場中盆飛田喜佐夫
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甲府の賭場中盆中館慎吾
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信州の賭場中盆森一夫
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幼い頃の精次塩屋翼
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幼い頃の前川葛知健
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幼い頃の友達深石弘
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信州の壷振り志保京助
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屋台のおやじ遠藤哲平
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大広間の中盆稲妻竜二
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大広間の中盆木島進介