不良番長 王手飛車

劇場公開日:

解説

不良番長シリーズのコンビ、松本功と山本英明が前作「不良番長 どぶ鼠作戦」に続いて脚本を書き、「不良番長 送り狼」の内藤誠が監督したシリーズ第六作。撮影は「不良番長 どぶ鼠作戦」の星島一郎が担当。

1970年製作/87分/日本
原題:Wolves of the City,Check Mate
配給:東映
劇場公開日:1970年1月9日

ストーリー

不良グループ・カポネ団は出所後、解散して正業についていたが、女子大総長の学者の提案で経営コンサルタントを開業した。口八丁の神坂らにとってうってつけの仕事で商売は大繁昌。神坂は小さな土建会社の社長になっている滝川と数年ぶりに再会した。滝川は東亜開発の社長大崎にリベートを贈りマンション建設発注を受け、張切っていた。が、予定用地の買収は遅々として進まず、神坂が買収交渉を引き受けた。なかでも、印刷工場の女主人飯塚秋子と職人の桜井は頑強な反対者だった。秋子は交渉を有利にしようとした滝川に二百万円の手形をパクられ、金策に苦慮していた。秋子に惚れた神坂は二百万円用立てる約束をし、大崎から脅し取った。一方、滝川建設にマンション建設の入札で破れた大門組々長は、大崎と滝川のからくりを知ると、大崎を強迫、東亜開発の工事を一手に引きうけた。大門の買収交渉は一層強暴で、桜井は重傷、秋子も仕事が出来なくされた。夢を砕かれた滝川は、東亜開発が売り出そうとするマンションを一足先に売り稼ぎまくった。大門組の報復はすさまじく、滝川の事務所は銃弾で蜂の巣、秋子の工場には爆弾、滝川は手に入れた金を奪われた。御殿場に集結した神坂以下カポネ団と滝川はゴルフに興じる大崎、大門一味を総攻撃、弾丸を見舞った。

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スタッフ・キャスト

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