宇能鴻一郎の浮気日記
劇場公開日:1980年10月4日
解説・あらすじ
結婚三年目の人妻が、再び働きだしたとき、ついつい浮気してしまう姿をコミカルに描く。脚本は「おさな妻(1980)」の鹿水晶子、監督は「新入社員 (秘)OL大奥物語」の白井伸明、撮影は「赤い通り雨」の前田米造がそれぞれ担当。
1980年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年10月4日
劇場公開日:1980年10月4日
結婚三年目の人妻が、再び働きだしたとき、ついつい浮気してしまう姿をコミカルに描く。脚本は「おさな妻(1980)」の鹿水晶子、監督は「新入社員 (秘)OL大奥物語」の白井伸明、撮影は「赤い通り雨」の前田米造がそれぞれ担当。
1980年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年10月4日
日活創立100周年記念「生きつづけるロマンポルノ」全上映作品決定
2012年3月16日宇能鴻一郎原作と言えば「あたし○○なんです」と主人公の女性が独特の独白ナレーションで、エッチな行動をしてしまう官能小説の金字塔のような作品が多いです。日刊ゲンダイに掲載されていた頃は楽しみにして読んでいたものです。
この作品も主人公の主婦ゆり子(鹿沼えり)の例の「あたし」のナレーションで進行されます。
ただこの作品はゆり子の旦那の金井(金田明夫)の仕事場や金井自身の浮気現場が多いため、ゆり子のナレーションが少なめです。
宇能先生の女性キャラクターは基本、隠していても淫乱なキャラクターが出てきてしまうエッチなキャラ設定が多いので、かなりきわどい場面が多いのですが、今回の作品はそれほどでもなく、夫婦お互いが浮気したけど、一番愛しているのはお互いのパートナーだと再認識したというものでした。
ラストはクリーニング屋の店員を家に引きずり込んでセックスをしている「あたし」で終わりますが、特筆するようなドラマはありません。
(最初に復職をした時の職場でのセックスシーンがあるのかとも思いましたが、それほどでもありませんでした)
宇野鴻一郎原作ものの中ではおとなしめな作品ではないでしょうか。
ただアップ過ぎる画面が多くて、全体的に見づらかった印象です。
金井役で若い金田明夫さんが出演していて、びっくりしました。調べてみたら若い頃はかなりロマンポルノにはかなり出演しているみたいですね。テレビでは堅物のイメージだったので、とても意外でした。