昭和エロチカ 薔薇の貴婦人

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解説

昭和初期、山奥の別荘で暮らす、子爵夫妻の淫れた生活を描く。脚本は「ホールインラブ 草むらの欲情」の宮下教雄、監督は「団鬼六 花嫁人形」の藤井克彦、撮影は「桃子夫人の冒険」の安藤庄平がそれぞれ担当。

1980年製作/70分/日本
配給:にっかつ

ストーリー

戦争の暗雲が黒々とたちこめてきた昭和初期、信州の別荘へ避難することになった北九条子爵夫人の絹子は愛人の秋本と最後の愛を貪っていた。数日が過ぎたが、絹子を忘れられない秋本は信州に向う。秋本が別荘の入口にある五つの墓石の前にいると、そこへ、二人の男を従えた男装の淳子が襲いかかってきた。別荘へ逃げ込む秋本。しかし、別荘の中は異様な雰囲気に包まれていた。秋本は絹子を譲ってくれと子爵に申し込むが、断わられてしまう。その夜秋本のところへやってきた絹子は物差しを取り出し、尻をだし、叩くように哀願するのだった。それから、奇妙な事が続けて起った。風呂に入っていた淳子が何者かに襲われ、医師の高木と看護婦の由起がやってきた。そこへ、スパイの探索と、憲兵隊の服部と水野が現われた。その時、ダイヤ盗難騒ぎが起り、客疑をかけられた由起が服部の拷問を受け、局部に石鹸水を注入され弄ばされてしまう。秋本には、この別荘にいる人々が由起を含めて、この異様な出来事を楽しんでいるように見え、堪らず服部のサイドカーで逃げだそうとする。しかし、その車はタイヤのネジがはずされていて、秋本は谷底へ転落。そう、これは芝居だったのだ。憲兵も医師も看護婦も、子爵と絹子に雇われた旅芸人で、秋本はこのゲームの犠牲者であった。そして、別荘の前には新しい六つ目の墓石が並べられるのだった。

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