赤い暴行

劇場公開日:

解説

売れないロック・グループと彼らにまとわりつくグルーピーの乱れた関係を描く。脚本は「おんなの寝室 好きくらべ」の佐治乾、監督は「スーパーGUNレディ ワニ分署」の曽根中生、撮影は「堕靡泥の星 美少女狩り」の森勝がそれぞれ担当。

1980年製作/77分/日本
配給:にっかつ

ストーリー

ロック・グループ“デビル”のフジト、アキ、ハント、サガラの四人は一向に芽の出ない毎日に焦りを覚え、そんな気持をグルーピーと関係することで紛らわせていた。フジトはずっと付きまとっていた女子大生のひとみに、売れない奴は嫌いと言われて捨てられてしまう。アキは水商売の女、志津のヒモ同然の生活を送っている。ハントも町で引っかけた美奈と関係を続けるが、次第に彼女が世帯じみた姿に見えてきて辟易している。そんなことで、練習していても、イライラからすぐに喧嘩になり、うまくいかない。ひとみにフラれクサっていたフジトは女子高生のマリと知り合い、彼女を強引に犯してしまう。ところが、フジトは彼女の少女らしい愛らしさに魅せられてしまい、怠惰な毎日からの脱出を考えるようになっていく。二人は恋人同志のように練習にも一緒に顔を出すようになった。ある日、三人はスタジオでフジトを待っていた。イライラするとすぐに喧嘩がはじまる。もう解散寸前だ。そこへ、フジトが真青な顔で入ってきた。マリがトラックにハネられたのだ。フジトは悲しみを、怒りを音楽にぶつけるかのように練習を始める。その姿に、三人は仲間を繋ぐものは音楽しかないということに気づき、再出発に向った。四人の出す音には、以前とは違う、悲しく、セクシーな響きが漂っていた。

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映画レビュー

3.0売れないロック・グループの苛立つ青春と追っかけ少女たちのドラマ

Gustavさん
2021年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

曽根中生作品初見学。
売れないロック・グループ“デビル”の苛立つ青春とそれを追う少女たちの踏み外した道を、綺麗に巧みに組み合わせたドラマがあった。開放的な性の潔さ。曽根監督の演出タッチが若々しい。彼ら音楽家の人気を得ることと、音楽の質を上げるジレンマを丁寧に描き込んだら青春映画の佳作になったのではないだろうか。

  1980年 2月19日  ギンレイホール

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Gustav
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