親子ねずみの不思議な旅
劇場公開日:1978年3月18日
解説
ネジまきでしか動けない不自由な身の上の父子ねずみが、肉親のあたたかさを求めて旅に出る姿を描く、ラッセル・ホウバン原作の映画化。オリジナル脚本はキャロル・モンピエ、日本語版脚本は「愛のファミリー」の辻信太郎と額田やえ子、監督はフレッド・ウォルフとチャールズ・スウェンソン、撮影はウォーリー・バロックがそれぞれ担当。同時上映は「チリンの鈴」。
1978年製作/81分/日本
原題または英題:The Extraordinary Adventures of The Mouse and His Child
配給:ヘラルド映画
劇場公開日:1978年3月18日
ストーリー
ある街角のおもちゃ屋にいたゼンマイ仕掛けの親子ねずみは、仲間と遊んでいる最中に、足を踏みはずして壊れたため、外の冷たい世界へ放り出されてしまった。ドブネズミのマニーと出会うが彼に食料班として酷使されたため、親子ねずみは逃げだす。旅を続けるうちに、子ねずみが母さんといって慕っていた象が、マニーにとらわれの身となっていることを知った親子ねずみは、友達になったアザラシらと救出に向かう。しかし、突然現われたマニーが、親子ネズミに石をぶつけ、コナゴナに壊してしまう。アザラシらの必死の願いを聞いたジャコウネズミは、親子ねずみを、自由に動ける自動巻きに復元してやるのだった。再び、親子ねずみたちは、象を救出に向かう。マニーたちが住む人形の家に奇襲をかけた親子ねずみたちは、ドブネズミの帝国を滅亡させた。きれいに改造された人形の家で、子ねずみの願いごとであった、父親ねずみと象の結婚式が彼らの仲間たちに祝福され行なわれる。人形の家では、親子ねずみたちの明るい声がいつまでも響き渡っていた。
スタッフ・キャスト
- 監督
- フレッド・ウォルフ
- チャールズ・スウェンソン
- オリジナル脚本
- キャロル・モンピェ
- 日本語版脚本
- 辻信太郎
- 額田やえ子
- 原作
- ラッセル・ホウバン
- 製作総指揮
- 辻信太郎
- ウォーレン・ロックハート
- 製作
- ウォルト・ディフェリア
- キャラクター・デザイン
- ビンセント・デービス
- ジョアン・マクファーソン
- 撮影
- ウォーリー・バロック
- 美術
- デビッド・マックマッケン
- 音楽
- ロジャー・ケラウェイ