女秘書の告白 果肉のしたたり

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解説

一流の貿易会社の美しい女秘書をめぐってくりひろげられる男と女の愛憎の姿を描くファッショナブル・ポルノ。脚本は「奴隷妻」の桃井章、監督は「全開 特出し姉妹」の近藤幸彦、撮影は「トルコ最新テクニック 吸舌」の萩原憲治がそれぞれ担当。

1976年製作/69分/日本
配給:日活

ストーリー

新品のシモーヌ・ペレールの下着。オスカー・デ・ラ・レンタのツーピース。ファブリスのネックレス。東京貿易の社長秘書、影山綾子の美しい裸身が美事に一流品で包まれてゆく。アラページュの香りを漂わせて、毎朝彼女は出社する。社内で彼女は、経理部の峰との噂もあるが、綾子はその類いの風評をてんとして受け付けない冷さで、村越社長からの仕事をテキパキと処理していた。コピー室の前を通りかかった綾子の耳に、異様な男女の声が聞えて来た。綾子は静かにドアを開けた。下半身もあらわな女から、体を離して驚いて振り返ったのは、とかくの噂のある総務部の北村課長だった。犯されていたのは新入社員の伊東和代である。「いま見たことは、誰にもいわんでくれ」と綾子に哀願する北村の必死の顔に、綾子は五年前の残業の夜のことを想い出した。綾子は、その夜北村に犯され、その代償として社長室付秘書の椅子を与えられたのだった。ある夜、綾子は村越から不思議な仮面パーティに誘われた。十数人の男女が、あるものは全裸で抱き合い、あるものはマリファナを吸っていた。その雰囲気のなかで、村越は美少年と絡みあい、綾子も一人の青年と踊りながら、徐々に体を開いていった。そんな綾子を会社の友達の朋子が、じっと仮面の影で見ていた。翌日、綾子と村越の間には、妙な空気が流れていた。やがて、村越は海外旅行に出発した。綾子は気晴しに、アーチェリーに出掛けた。そのハンター・コースで綾子は、背中に人の気配を感じた。仮面パーティにいた男、小田だった。顔は見えなくてもアラページュの香りで綾子を嗅ぎわけて、近寄って来たのだった。あの夜の陶酔が、アーチェリー場の林のなかで蘇った。そんなある日、綾子の部屋に和代がころがり込んで来た。和代は恋人の峰とのデート中に、暴漢に襲われたのだった。ちょうど居あわせた朋子が、アラページュを和代につけてやり、優しく慰めた。「私も以前、この香水を使ってたわ。この香りは、秘書の香りだって」。ヨーロッパから帰って来た社長の今度のパリみやげは「夜開飛行」だった。綾子は新しい香りを肌につけ、小田のパートナーとして、またパーティの恍惚のなかをさまよった。和代は、アラページュの香りに包まれた裸身を、北村の前にさらした。「分ってるとも、秘書の席が開いたら……」。その頃、村越の身には、危機が迫っていた--。

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