女囚101 性感地獄
劇場公開日:1976年7月21日
解説
女子刑務所を舞台に、女囚たちの様々な奇行や生態を描くロマン・ポルノ。脚本は「禁断・制服の悶え」の久保田圭司と大原豊、監督は「あの感じ」の林功、撮影も同作の山崎敏郎がそれぞれ担当。
1976年製作/68分/日本
配給:日活
劇場公開日:1976年7月21日
ストーリー
多摩刑務所に着いた一台の護送車から、数人の女囚たちが降りて来た。その中に萩村佐夜子の姿があった。佐夜子は夫の留守中に暴漢に襲われ、突嗟に手にした灰皿で男を殴り殺してしまったのだ。しかし裁判では次々と不利な証言が出され有罪となってしまった。それは夫の仕組んだ罠だったのだ。佐夜子は売春で捕まった紀代美と一緒の雑居房に入れられた。房長は珠江で、レズッ気のある彼女は夜になると紀代美を愛撫してよがらせた後、佐夜子に言い寄るが、佐夜子は拒否してしまう。翌日、女囚たちはボタンつけの軽作業を行っていたが、珠江と子分のスギが佐夜子の衣服を破り、看守も口裏をあわせたために、佐夜子は独房へ入れられた。両手を縛られた佐夜子は看守に犯されてしまうが、彼女自身久しぶりの男の味に酔いしれるのだった。独房から出て来た佐夜子を迎えたのは、珠江たちの激しいリンチと、夫との離婚届に判を押すことだった。佐夜子は刑務所のすさまじい状況と、外の世界の汚なさの中でふてぶてしく成長していった。むし暑く、けだるい昼下がり。女囚たちは黙々と庭掃除をしていた。背中に照りつける真夏の太陽は彼女たちの官能を刺激する。佐夜子も例外ではなかった。丁度そこを青年医師の肥沼が通りかかった。佐夜子は紀代美を誘い、仮病を使って医務室に行き、肥沼を襲った。二人はいやがる肥沼を押さえつけて、久しぶりの男の体にむさぼりつくのだった……。