卓のチョンチョン
劇場公開日:1974年6月8日
解説
男の心に眠っている痛快でバカげた性を描いた三話からなるオムニバス喜劇。原作は白木卓の同名漫画。脚本は「必殺色仕掛け」の高田純、監督は「実録エロ事師たち 巡業花電車」の林功と「日本モーテルエロチカ 回転ベットの女」の白井伸明、撮影は「ロスト・ラブ -あぶら地獄-」の前田米造と、仁村秀信がそれぞれ担当。
1974年製作/69分/日本
配給:日活
劇場公開日:1974年6月8日
ストーリー
〔第一話・浮気妻/昼下りの悶え〕松竹理研ゴムのコンドーム・セールスマンの金痔郎は、団地妻や欲求不満の人妻を喜ばせながら、コンドームの販売に精を出していた。だが社長の徳田は、色に任せての商売は邪道であるとして、社員全員の股間に鈴をつけさせた。金痔郎は鈴をつけたままセールスに出かけたが、間違えて社長の家に売り込みに行ってしまった。ところが、社長夫人・寛子は、社長よりも20歳も年下で体をもてあましており、早速、金痔郎相手に欲求不満の解消にかかるのだった。 〔第二話・嘆きの情欲魔〕電車の中で痴漢をして女刑事に掴まり警察に連れて行かれた金痔郎は、そこで万引き女が、50万円のダイヤを体の一部に隠しているのを発見した。釈放された金痔郎はその女を襲い、強引にイモを食わせ、オナラとともに出てきたダイヤを取り上げてしまい、ついでに女を犯してしまうが……。 〔第三話・底抜け性春騒動〕なぜかポルノ俳優となった金痔郎、神田辰八監督と女優・二条さよりとともにポルノ映画を作ったが、官権に踏み込まれ撮影所は大騒動……。