普通の女の子 性愛日記

劇場公開日:

解説

妻子ある上司との不倫の関係に疲れ傷ついていくOLの姿を描く。脚本は白鳥洋一と監督も手掛ける佐野日出夫の共同、撮影は落合遼一がそれぞれ担当。(ビデオからビスタにブローアップ)

1985年製作/62分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1985年5月22日

ストーリー

建設会社に勤める二十歳の大沢直子は友人、庄野ユキと二人でマンンョンに暮らしている。直子は会社の課長、三田村と不倫の関係を続けていた。会社では二人の関係を隠していたが、ある日、突然、上司に呼ばれ、二人の仲を問いつめられる。同僚の女の子に告げ口されたのだ。デートの日と決めている月曜日、直子は三田村から二人の関係は妻にまで知られたことを聞かされる。「家を出て二人で暮らそう」と言う三田村だが、口先だけで裏切られた直子は会社を辞める決意をする。数日後、三田村がマンションに現れ、眠らせてくれと言う。会社の金を使いこみ、その金策に疲れはてていたのだ。直子はホテトル嬢として働き、二百万円を三田村に渡した。そのころになると、三田村の妻洋子から直子にいやがらせの電話が何度も入った。直子の父がやって来て、寝込んでいる母親に心配をかけるなと言う。直子は三田村とペンションに出かけるが、そこにまで洋子から電話が入る。妻と笑いながら電話で話す三田村に、直子は別れる決意をする。直子は三田村の太股に果物ナイフを突き刺すとペンンョンから出ていく。町を歩く直子は、“死んじゃおうかな”と咳き、電車に飛び込もうとする。と、その時、直子の腕を強い力でつかみ、助ける男がいた。直子はその好青年、紀彦と楽しそうに町を歩いていく……。

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