イヴの濡れてゆく

劇場公開日:

解説

マネキン人形のアルバイトをする娘と、彼女に恋する郵便局員の姿を描く。脚本は「スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて」の渡辺寿、監督はこの作品がデビュー作となる村上修、撮影は「初夜の海」の野田悌男がそれぞれ担当。

1985年製作/64分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1985年2月23日

ストーリー

桃は夕方からショー・ウィンドーの中で、人形に混ってマネキンのバイトをやっている。その桃に、郵便局員の梶が人形と信じて恋してしまい、毎日、店の前にやって来る。梶に思いを寄せるOLの比呂美は、モーションをかけても見向かない彼を、酒で酔わして強チンしてしまう。その夜、梶は桃と夢の中で関係をした。梶に関心を待った桃は、彼の前に姿を現わし、やがて二人は同棲生活に入る。しかし、気ままな桃は旅芸人の腹話術師の井上とドサ回りに出ると言い、梶も有給休暇を取って同行した。だが旅先ではアシスタントを務めた桃が人気者になってしまう。ところが、ここでも桃は帰りたいと言いだし、井上と梶を困らせる。仕方なく梶が桃の代りをすることになる。桃は梶に愛撫をしてステージに送り出すと、二度と二人の前に現われることはなかった。

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