美姉妹・剥ぐ
劇場公開日:1985年3月9日
解説
奔放な姉と、その生活を見ながら悩む妹のOL姉妹の姿を描く。脚本は「イヴちゃんの姫」の佐伯俊道、監督は「残酷!少女タレント」の上垣保朗、撮影は「猟色サロメの唇」の鈴木耕一がそれぞれ担当。
1985年製作/66分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1985年3月9日
ストーリー
25歳の黒川冴子と23歳の典子の姉妹はマンションで一緒に暮らしている。典子は大学時代から付き合っている佐久間という恋人と同じ出版社に勤めている。二人の関係はなんとなくズルズル続いている感じだ。一方、食品研究所に勤める姉の冴子は、上司の雄一郎と関係を持っていた。ある日、典子の前に、かつて姉に棄てられた村上が現れ、以前貸した本を返して欲しいと冴子に伝えてくれと言う。村上に同情する典子は姉の仕打ちをなじった。数日後、雄一郎と一夜を過ごした冴子は、波から中国へ単身赴任することになったと伝えられる。それから暫くして、マンションに村上が本を取りに現れ、同情する典子は彼を部屋に入れて犯されてしまう。その夜、典子は冴子をせめた。そして、うやむやな関係を清算するために、典子は佐久間に、村上に犯されたことを話す。この事件を許すか許さないかで、関係をハッキリさせようとしたのだ。案の定、佐久間は典子をなじった。それから無為な数日を姉妹は過ごした。さらに暫くして、典子は酒場で佐久間と会い、迷いが消えた二人は再び新しい関係をスタートさせることにする。そして、冴子も、雄一郎を追って中国に行くことを決心していた。