菩提樹の丘

劇場公開日:

解説

ネパールからやって来た留学生を愛し、彼を追ってネパールに移り住んだ日本人女性の生き方を描く。草鹿宏原作の同名小説の映画化で、脚本はこの作品で監督デビューした戸田康貴と児玉正博の共同執筆。撮影は「夏服のイヴ」の加藤雄大が担当。

1985年製作/107分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1985年2月9日

ストーリー

ヒマラヤの小王国ネパールに嫁いだ日本人女性がいた。彼女の名は真理子・チェテリ。真理子はネパールからの留学生スレンドラと恋におち、彼の国に移り住んでネパール人として生きていた。パタン市の郊外にある彼女の家には、いつも近所の子供たちが集ってきた。病身の母親にかわってバザールで働くミグマとマヤの兄弟、年長でしっかりもののラジュ、おしゃまで姉さん格のアルナ、ひょうきんなバサンタ、さびしがりやのシャンタ、父親の雑貨店を手伝っている親孝行なルパツク、一番年下で甘えんぽのデヨヌ。真理子と子供たちは毎日のように大きな菩提樹のたつ小高い丘に出かけ、歌い遊んだ。いつしか、真理子はもっと大ぜいの子供たちの偽に幼稚園を作ろうと思い、スレンドラも養女のサリカも大賛成だった。ちょうどその頃、ネパールを訪れたスレンドラ夫妻の友人宮園厳が、この話に協力してくれることになった。帰国した宮園は早速、知人の幼稚園園長結城綾子を訪ね事情を説明した。援助を承諾した綾子は宮園と一緒に、幼稚園建設の資金づくりに奔走をはじめた。資金のめどはついたが、親の説得という大きな問題が残った。ネパールでは子供たちも一家の大事な働き手だったのだ。真理子は子供たちの家を一軒ずつまわり、共に学ぶこと、遊ぶことがどんなに大切かを訴えつづけた。ある日、真理子が倒れた。高熱を出して苦しみはじめたマヤを抱いて走った為に流産したのである。数日後、ミグマが姿を消した。妹おもいのミグマは真理子の流産にひどく責任を感じていたのだ。ミグマはパタンから遠くはなれた町ポカラにいた。登山者の町として有名なこの町で、シェルハの手伝いをしていたのだ。あまりの重労働に倒れたミグマは偶然とおりかかった宮園に助けられ一命をとりとめ、それを知った真理子や子供たちが駈けつけてきた。ミグマはベッドに横たわりながら、幼稚園のために使ってと、貯えた小銭を差し出した。他の子供たちも次々と、ためたお小遣いを真理子に手渡した。真理子は子供たちのやさしさと思いやりに涙をこぽす。数ヵ月後、幼稚園の開園の日が迫っていた。、日本からも資金が送られ、開園パーティが行なわれた。

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