踊る乳房

劇場公開日:

解説

失跡した夫を探す若妻を描くミステリー・ポルノ。脚本は吉本昌弘、監督は「ズームアップ 卒業写真」の川崎善広、撮影は「姉日記」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1984年製作/63分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1984年7月13日

ストーリー

真紀は鉄也と結婚して半年。ある日、友人の夕美と旅行から帰ると、マンションは空き室で、そこには工藤という男がいた。全財産を持っていかれた真紀は、以前やっていたエアロビクス・スクールのインストラクターとして働き始める。それから真紀の身に数々の危険がしのび寄る。鉄也と夕美の夫、信一は学生時代の親友で、信一も鉄也の失踪に驚いていた。真紀はとうとう手掛りをつかみ、ジョージという少年と愛子という女を追いつめるが、反対に縛られてしまう。そこへ工藤が現れると、二人を殴りとばし、真紀を救出した。その夜、二人は結ばれた。実は、工藤は探偵で、タ実に頼まれて信一の浮気を調べていたのだ。信一の疑いも晴れ、真紀に協力することになる。そして、工藤はついに鉄也の居所を見つけてきた。真紀は工藤の制止をふり切り、夫がいるというバーの中に入ると、そこでは、鉄也と若い男が絡み合っていた。呆然とする真紀。二人が表に出ると、女が立っており、工藤がサングラスとカツラを取ると、何と、女は厚化粧をした信一だった。信一は鉄也のことが忘れられず、夕美と偽装結婚したのだ。夜が明けるころ、エアロビクス・スクールの教室に入る真紀と工藤、二人は入口のドアに“CLOSED”の札を下げた。

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