丸茂ジュンの痴女伝説

劇場公開日:

解説

初夜までは手を出そうとしないフィアンセにイラ立ち反対にレイプしてしまう女を描く。丸茂ジュンの原作の映画化で、脚本は「女帝(1983)」の桂千穂、監督は「春情夢」の西村昭五郎、撮影は「ニセ未亡人 いちじく白書」の杉本一海がそれぞれ担当。

1984年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1984年6月15日

ストーリー

ポルノ小説の出版社に勤める由美には、真一という同社のフィアンセがいるが、彼は結婚までは手を出そうとしない。イライラする由美は、カフェ・バーで過去の男たちに思いを馳せた。最初の男は、大学のゴルフ部の先輩の涼二で、グリーンで強引に犯された。それ以来、彼とは何回か関係を結ぶが、クラスメートの美樹と婚約していることを知り別れてしまう。次はイラストレーターの次郎で、彼も仕事が忙しくなるにつれて別れてしまう。三人目は外国のポルノ小説の翻訳家だ。由美は真一のマンションに行くと、何と彼は商売女を連れ込んで体を重ねていた。欲求不満を解消していたのだ。部屋を出て公園に行った由美は、和服の女が少年をベンチに寝かせ、下腹部のヘアーを悌っているのを目撃する。今、マスコミを賑わす童貞狩りの女だ。そして、その女は由美の小唄の師匠の潤子だった。由美は潤子に悩みを打ちあける。二人は真一のマンションに行くと、潤子はクロロフォルムで彼を眠らせてしまう。手なれた動きだ。長襦袢になった潤子は真一の萎えた一モツを口に含むと、それは見る見る大きくなった。屹立した一モツに由美は腰を沈めていく。一週間後、由美と真一は教会で結婚式を挙げる。ハイヤーの中で「今、お師匠さん、北海道に旅行中なの」と由実は真一に話した。後日後の新聞には〈痴女、ススキノに出現。十六歳の少年が犠牲者に……〉と出ていた。

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