スチュワーデス・スキャンダル 獣のように抱きしめて

劇場公開日:

解説

フライトの合間のスチュワーデスたちのセックス・ライフを描く。脚本は渡辺寿、監督は「ファイナル・スキャンダル 奥様はお固いのがお好き」の小沼勝、撮影は「団地妻 サラ金地獄」の鈴木耕一がそれぞれ担当。

1984年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1984年3月16日

ストーリー

二十六歳のスチュワーデス、美沙子は部下の亜矢、晴美、靖子たちと三日間の休日を過ごそうとしている。ベテランになり、人生に翔べないものを感じる美沙子は精神分析医の白崎を訪ねるが、卑猥な治療に医院を飛び出した。その頃、靖子と晴美は商社マンと飲んでいたが、亜矢は約束を忘れ美沙子の部屋のトイレで寝入っていた。美沙子を訪ねていったパイロットの片山は、トイレで眠る亜矢を見て思わず合体してしまう。そこへ美沙子が帰宅して、片山の靴を見てニンマリするが、亜矢と絡んでいるのを目撃して、彼の股間を激しく蹴り上げる。翔べない美沙子は占い師の野口を訪ね、マイアミの方にフライトするとロマンスが生まれると進言される。野口の言葉が気になった美沙子はマイアミにフライトの変更を希望するが許されず、再び野口を訪ねる。ところが野口は女装して外出しようとしており、美沙子は失望して走り去る。雨の中を歩いていた美沙子は友だちに新聞の包みを渡していた亜矢を見かけた。そのとき、女装した二人の男が美沙子と亜矢をとり囲んだ。一人は野口で、実は麻薬捜査官であり、スチューワーデスの運び屋を追っていたのだ。ところが包みの中は牛肉で、野口はひらあやまり。そんな野口に美沙子は惹かれるものを感じるが、そこは喫茶店マイアミであった。その夜、二人はドッキング。翌日、フライトに向う美沙子の顔には翔べない迷いはふっきれていた。

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