密猟妻奥のうずき
劇場公開日:1981年9月11日
解説
強烈で刺激的なセックスを求めてさすらう人妻の姿を描く。脚本は「団鬼六 花嫁人形」のいどあきお、監督は「ズームアップ ビニール本の女」の菅野隆、撮影は「婦人科病棟 やさしくもんで」の水野尾信正がそれぞれ担当。
1981年製作/67分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年9月11日
ストーリー
熟れた人妻の登美は、地下鉄のトイレに落書きされたペニスを指でなぞりながら自慰の快感によだれを流していた。絵の横に書かれた“来々軒の新ちゃん”を登美は探そうとする。地下鉄の中で痴漢に出会った登美は、その指に体を預け、悶えた。そんな登美を目撃した女子大生の珠子は「痴漢よ」と叫び、浅見という男が犯人扱いされるが、登美が無視したため、彼女は孤立してしまう。登美の家には丸根という初老の男がおり、彼は登美のために仕事や生活の全てを捨ててしまった男だ。登美は新ちゃんを探しあてた。新二という彼は、やみくもに誘惑され、当惑するばかりだ。そんな登美に興味と嫉妬を抱いていた珠子は、新二を地下鉄のトイレに連れていき事情を説明すると、二人はいつのまにか抱き合い始めた。一方、痴漢の犯人と間違えられた浅見に興味を待った登美は、彼を見つけると、ホテルに誘い、絶頂の中で「死んでちょうだい」と繰り返す。数日後、登美は分譲地行きのバスにあてもなく乗った。目的地の造成地に着き、一組の夫婦に目をやると、夫がコンクリートで妻を殺しているのを目撃する。フラフラと逃げる男を追う登美。二人は分譲地の真中で激しく求め合った。登美は永遠の快楽を与えてくれる男に出会ったのだ。