単身赴任 情事の秘密
劇場公開日:1981年2月6日
解説
社内での肉体関係がバレて地方転勤を命ぜられた上司の後を追うOLの姿を描く。脚本は「女高生 夏ひらく唇」の宮下教雄、監督は「宇能鴻一郎の浮気日記」の白井伸明、撮影は「セックスハンター 性狩人」の山崎善弘がそれぞれ担当。
1981年製作/65分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年2月6日
ストーリー
モナリザ化粧品に勤務する高見玲奈は、社内でも評判の美人で、多くの男たちが言い寄って来る。しかし、彼女はそんな男たちに関心もなく、課長の西尾に密かに心を寄せている。ある夜、西尾が残業しているので、玲奈も残った。仕事を終え、食事を取っているとき、玲奈は思いを西尾に伝えた。平岩常務の紹介で今の妻、沢子と結婚し、エリートコースを進む西尾は、ためらいを見せるが、彼女の魅力に負け、ラブホテルで体を重ねる。その日から、二人の密会が始まり、帰宅の遅くなった西尾に、沢子は興信所に調査を依頼する。そして、西尾の浮気をつきとめた沢子は平岩に相談を持ちかけた。沢子は、かつて平岩にかこわれていた女で、二人は久しぶりに、狂ったように求めあった。数日後、西尾は平岩常務に呼ばれ、八丈島転勤を命じられる。家に帰ると、沢子が冷たい目で西尾を見る。沢子は八丈島へ行かないという。それどころか、離婚はしないが実家へ帰ると言いだす。西尾は別れを告げるため玲奈のアパートに出向いた。玲奈は泣きながら「結婚して」と言う。結婚出来ないと分ると、彼女は心中しようとナイフを持ちだした。すんでのところで止める西尾。翌日、八丈島行の船の中に仲艮く腕を組む西尾と玲奈の姿があった。