ナーザの大暴れ

劇場公開日:

解説

香港製のアニメーション「ドラゴン水滸伝」75の原作にもなっている中国神話『封神演義』を題材とした中国漫画映画の力作で、八〇年のカンヌ映画祭にも出品された。自然を自由に操り人間を苦しめる竜王たちの横暴に立ち向かった七歳の王子ナーザの大活躍を洗練された色彩と確かな技術で見せる。七八年十月に製作を開始して七九年八月に完成。スタッフは、ナーザと小鹿のキャラクター・デザインをした張亭、背景を担当した徐景達。別邦題は「ナーザが海を騒がす」。TV放映時のタイトルは「ナージャと竜王」。

1979年製作/59分/中国
原題:Nazha Conquers the Dragon King
配給:東光徳間
劇場公開日:1980年1月

ストーリー

ナーザは仙人から授かった赤いスカーフと金の輪を使い、カニ、エビたちの海の軍勢を退け、竜王の息子を退治するが、怒り狂った竜王は風、吹雪、炎を操る弟分の竜王たちを呼び寄せ、強大な力で人間たちを襲おうとする。逃げまどい、苦しむ人々に父である王の苦しみと嘆きを見たナーザは自分の命を断つことで平和がよみがえるならと、空高く差し出した剣を自分の首筋に当てる。

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