ジョエル・ピーター・ヴィトキン消し去れぬ映像

劇場公開日:

解説

日本でも人気の高い写真家ジョエル・ピーター・ヴィトキンについてのドキュメンタリー。映画は彼が撮影し続けた写真の変遷と彼の創作風景を映し出す。ヴィトキンは奇形児や死体を写真に好んで使うが、彼は、「そうした“醜い”ものこそ美しいものである」、と語り、なぜなら彼らは唯一の個性的な外観をもっているからだ。ヴィトキンは助手と小鳥屋に行き、オウムを殺してその羽根だけを買いたいと言う。また死んだ馬をひらいて、コラージュする。ヴェラスケスの絵を思わせる小人を選別し、届けられた、半分に割られた男の頭部を使って、左右を合わせ、キスする頭部を作る。写真においてはすべてが可能なのだ、とヴィトキンは言う。監督は『Yves Saint Laurent』(日本未公開)などのジェローム・ド・ミソルツ、撮影はアリアーヌ・ダマン、編集はエリザベス・ジュスト、録音はパトリック・ジュネがそれぞれ担当。出演はジョエル・ピーター・ヴィトキンとシンシア・ヴィトキンほか。(ビデオ作品)

1993年製作/フランス
原題:Joel-Peter Witkin-L'image indelebile
配給:ユーロスペース
劇場公開日:1995年12月9日

ストーリー

※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。

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