雪の女王(1957)

劇場公開日:

解説

デンマークの童話作家アンデルセンの代表作である『雪の女王』をレフ・アタマーノフ監督がアニメ化したもの。豊かな芸術性と伝統を誇るソビエト・アニメの名作としてディズニー映画にも匹敵すると言われている。宮崎駿作品の「未来少年コナン」や「風の谷のナウシカ」などに出てくるキャラクターの造形にも影響を与えた作品。

1957年製作/ソ連
原題:The Snowqueen Che ba Koponeba
配給:日本海映画
劇場公開日:1993年8月7日

ストーリー

北の国の小さな町に、カイという少年とゲルタという少女が住んでいた。二人は大の仲良しで、「いつまでも仲良くしよう」と誓い合っていたが、ある長い冬のこと、カイが「雪の女王を熱いストーブで溶かしてやる」と言ったために女王にさらわれ、二人は離れ離れになってしまうのだった。春になっても戻って来ないカイを探すため、ゲルタは町を後にするが、途中山賊に襲われる。山賊の娘はゲルタを救い、ゲルタのかわいそうな話を聞いてカイを探す手助けをする。山の動物たちもゲルタに協力し、ゲルタは雪の女王の宮殿にたどり着く。そして愛の力で永遠の氷の監獄から少年を解放するのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0凄い映画です。

2020年10月1日
iPhoneアプリから投稿

山賊の娘が凄いですが。いま見ても生々しいです。他の箇所が、古いアニメーションにありがちな抽象的な表現なので、なおさらそう感じるのかも知れません。あの瞬間、僕はアニメーションのキャラクターではなく、血肉が通い、精神を有している本物の人間を目撃したのです。傑作です。お勧めです。

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無二村鷲美