コスモポリス

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解説

アルフレッド・ザイスラーの製作した映画で、「アスファルト」「巴里-伯林」のロルフ・E・ヴァンローの書き卸しのシナリオにより、「F・P一号応答なし」「若きハイデルベルヒ」と同じくカール・ハートルが監督、「F・P一号応答なし」「狂乱のモンテカルロ」のギュンター・リッタウがオットー・ベッカー、ヴェルナー・ボーネと協力して撮影に当たった映画。主演は「F・P一号応答なし」「白日鬼」のハンス・アルバースと「南の哀愁」「真紅の恋(1933)」のブリギッテ・ヘルムとの二人で、それを助けて「初恋(1930)」「スピオーネ」のリエン・ダイヤース、嘗て「世界に鳴る女」に主演し歌手でもあるところのミハエル・ボーネン、を始めとし、フリードリッヒ・カイスラー、エルンスト・カルホフ、等が出演している。音楽担当はハンス・オットー・ボルクマン。

1934年製作/120分/ドイツ
原題:Gold

ストーリー

黄金、このために幾世紀もの間、人類は互いに戦い傷つき合って来た。もしも黄金が人間の手によって作られる様になったなら、その争闘も止むのではないか--こうした信念から練金学の大家アッヘンバッハ教授は助手のホルク博士とともに研究に従事した。そして今、やっと此の研究が立派に成功して世界に発表されるという時に、教授の実験室は某国スパイの手によって爆破され、教授はその犠牲となった。ホルク博士も重傷を被ったが、許嫁のマーギットの輸血によって一命を全うし、再び立つとともに、亡き教授の遺志をつぐ事を決心した。しかし資金がない。するとスコットランドの鉄山の所有主ウィルスという人物が、彼をその実験所の技師に雇った。ホルクはウィルスを怪しいと睨んだが、敵をたづねるために彼は申し出に従った。スコットランドの海岸にウィルスは巨大な実験所を持っていた。ホルクは故教授の発明がここで模倣されていることを見た。だが、ウィルスの方も彼を警戒し、技師ハリスをして彼の行動を看視させた。ウィルスの城でホルクは彼の令嬢フローレンスに会った。彼女は彼に心を寄せたと彼は察したが、彼はマーギットを忘れることは出来なかった。ホルクの実験は成功した。黄金が作られた。ウィルスは黄金製造の熱に冒された。彼は大西洋の海底の巨大な実験所に幾千の労働者を駆使し、黄金製造に熱中した。アッヘンバッハ教授が人間の幸福のためにと作った黄金は彼の手によって、奔流の如くに生み出される。世界の株式市場には恐慌が襲い、為替は崩壊し、幾多の悲劇が相次いで起こった。ホルクはウィルスが己を富ます為に人々の不幸を顧みぬことを知った。彼こそは故教授を殺した人物ではないかと思った。そして彼は遂にウィルスこそ某国のスパイであることを突きとめた。ここで、ホルクは敢然として、スイッチに手をかけるや巨大な海底工場を爆発した。ウィルスはその騒ぎの内に、貪欲のために死んだ。かくてホルクは半生の研究と輝かしい発明とを海底に葬り、マーギットと愛の生活を送ることとなった。

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