燈台守

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解説

パリ・グラン・ギニョール座特作映画と銘打たれた映画で、約5年前に同座で上演されたP・オーティエ、P・クロクマン両氏合作の同名の脚本を映画化したもので、名監督ジャック・フェーデ氏が改作して撮影台本を作り、フェーデ氏に師事したことのある新進のジャン・グレミヨン氏が監督した。キャメラはグレミヨン氏の前作品をクランクしているジョルジュ・ペリナール氏が担任し、出演者はアトリエ座付のヴィタル・ジェーモン氏とジェニカ・アタナジウ嬢、グラン・ギニョール座付のポール・フロメエ氏、ガブリエル・フォンタン夫人等である。(サウンド版)

1928年製作/フランス
原題:Gardiens de Phare

ストーリー

ブルターニュの海岸、美しい風景の中、そこの小島に燈台がある。一個月交替で二人宛の番人がそれを守るのである。老いたるブレアンとその息子イヴォンとが行く日となった。イヴォンは恋人のマリイに送られて父と共に燈台に来た。長い、退屈な、寂しい一月が始るのだ。若いイヴォンはこの一月が永遠のように長いものに思われる。灯を見守りながら、彼の想いは昨日別れたばかりの美しいマリイの上にあつまる。昨日マリイと手をつなぎ合って海辺を楽しく散歩した。砂丘に坐って将来を語り合った。其の時彼は犬に噛まれたのだった。思い出したように急にイヴォンは腕に痛みを感じた。腕をまくって見ると犬の歯痕がありありと残っている。その夜イヴォンは熱に悩まされた。老いたるブレアンは当番が済んで帰ったら日ならずして息子のイヴォンがマリイをお嫁に貰って楽しい家庭を作るだろう、と思いながら快復の早かれしと祈りつつイヴォンを介抱した。しかしイヴォンの容体は悪化した。彼は水を恐れ凶暴になって来た。イヴォンを噛んだ犬は狂犬だったのだ。恐ろしい二日目、三日目。暴風が起った。燈台の灯を守る番が病めるイヴォンになる。父は心配の余り代ろうとしたが息子は無理に番に立った。だが狂ったイヴォンの神経は仕事を遂行するべくもない。暴風雨の中に燈台には灯がつかないのだ。此の燈台を唯一つの目標と頼む船は、灯を失って危険に瀕した。陸では燈台を案じてマリイが母と共に祈った。ブレアンは気が気でなく息子に代ろうと長い階段を駆け登る。狂ったイヴォンが父を睨む物凄い形相。思わず後しざりをしたが燈台に灯をつけねばならないのでブレアンは灯をつけようとするとイヴォンは武者振りついて来た。涙を呑んで父は狂える息子を逆捲く怒涛の中に突き落す。かくて燈台の灯は輝いた。船は安全に、人々は安堵した。しかし最愛の息子の形見に頬ずりをして嘆く老いたるブレアンの悲しみを知るものはなかった。

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