ヴァリエテ(1925)

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解説

かつて「ホワイト・チャペル」「アルゴール」を監督したE・A・デュポン氏の出世作で、氏自らフェリックス・ホレンデル氏作の小説を骨子として執筆したもの。主役は「最後の人」「パッション(1919)」「ファラオの恋」等出演のエミール・ヤニングス氏で、「マルヴァ」「サタンの嘆き」等出演のリア・デ・プッティ嬢、「ありし日のナポレオン」出演のウォーウィック・ウォード氏及び「最後の人」出演のマリー・デルシャフト嬢が共演している。無声。

1925年製作/ドイツ
原題:Variety Variete

ストーリー

かつては空中で離れ業を演じた一廉の曲芸師のボスは、女房が肥って体重が無闇に重くなって空中曲芸ができなくなったので、ハンブルグで船乗り相手のちっぽけな見世物小屋をやっていた。ある日、一人の水夫が可愛らしい娘を連れて来て、母親に死なれて身よりのない娘だというのでボスはその娘を引取って世話してやることになった。娘はベルタ・マリーと呼ばれ非常に美しかった。ボスの小屋で彼女が踊ることになると多勢の船乗り達は先を争って舞台の前に集まった。空中曲芸で昔鳴らしたボスは機会さえあれば今一度お客達に手に汗を握らせて見たいと空想しているところだったので、艶麗なベルタ・マリーの肢体はボスの野心を少なからず刺激した。それのみならず世帯染みた女房に比べると眼も醒める許りの水々しいベルタ・マリーの若さと美しさとは男としてのボスの欲情を波立たせずには置かなかった。かくて遂にボスは女房を置去りにしてベルタ・マリーと駈落ちした。ベルリンに来た二人はウィンター・ガルテンで空中曲芸師のアルチネーリと一緒に働くことになった。その内に年も若く男振りも良いアルチネーリとベルタ・マリーとが恋を語るようになった。中年にして恋の奴となったボスは激しい嫉妬の炎に胸を焼き、アルチネーリに果し合を迫り恨みの刃を若者の胸に刺し貫いた。そしてボスは潔く自白した。裁判の結果彼は無期徒刑に処せられた。

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スタッフ・キャスト

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