グランド・バカンス
劇場公開日:1969年2月11日
解説
「ニューヨーク大混線」のジャック・ヴィルフリとジャン・ジローの脚本を、同作品のジャン・ジローが監督したコメディ。撮影は「パリは燃えているか」のマルセル・グリニョン、音楽はレイモン・ルフェーブルが担当している。出演は「大進撃」のルイ・ド・フュネス、クロード・ジェンサック、ファーディ・メインなど。製作はモーリス・ジャカン。イーストマンカラー、フランスコープ。
1968年製作/フランス
原題または英題:Le Gurand Vacance
配給:ディズニー映画
劇場公開日:1969年2月11日
ストーリー
フランス指折りのボスキエ大学の学長ボスキエ(L・D・フュネス)の頭痛の種は、長男フィリップが試験に失敗したことである。そこで夏休みを利用し、英語の上達をはかろうと、イギリスのマクファーレル家の娘シャーリーと交換でフィリップをロンドンに預けることにした。だが、フィリップはセーヌ川をヨットで下るというプランがあり、学友ミショネに身代りをたのんだ。フィリップの交換できたシャーリーは相当のジャジャ馬である。監視役を命じられた次男のジェラールもすぐに骨抜きにされてしまった。そんなある日、ロンドンのマクファーレル家からフィリップが急病という知らせを受け、ボスキエは取るものもとりあえず急行。がベッドでうなっているのは、ミショネ。ボスキエは怒ったものの、偽せものがばれては大変、引き続いて代役をたのんでパリに帰った。と、家ではシャーリーが家を出て、フィリップとセーヌ川を帆走中であるという。早速ボスキエは後を追ったが、途中、水上スキーの大凧にからみつかれて空中高く吊り上げられたり、セーヌに墜落したりの事件が続出。やっとのことで二人を連れ帰り、シャーリーは父親と共にロンドンに帰った。だが、シャーリーはフィリップを忘れられず、ミショネを使って一策を講じ、ボスキエとフィリップをロンドンにこさせることに成功。フィリップに会えたシャーリーは、その場でかけ落ちを決行。それと知った二人の親父はすぐ後を追った。二人がにげた村へようやくたどりつき、結婚を食いとめようとしたがすでに若い二人は結婚式をすませ逃げ出していた。親父二人はまたも追跡をはじめた。が途中車がウィスキー工場にとびこんだ。二人は、そのなかで大乾杯をするのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジャン・ジロー
- 脚本
- ジャック・ビルフリ
- ジャン・ジロー
- 製作
- モーリス・ジャカン
- 撮影
- マルセル・グリニョン
- 音楽
- レイモン・ルフェーブル