裸の誘惑

劇場公開日:

解説

「女体蟻地獄」のアルマンド・ボーが製作・監督・脚本で作りあげた。撮影は、アルフレッド・トラベルソで、音楽はエリス・モランが担当している。出演は南米の人気女優「女体蟻地獄」のイザベル・サルリ、相手役に監督のアルマンド・ボー、ほかにオスカー・ヴェール、アンドリュー・パリー、ヴィクター・ボーなど。

1966年製作/イギリス
原題または英題:Naked Temtation
配給:NCC
劇場公開日:1967年11月28日

ストーリー

激しい嵐の夜、一人の美しい女サンドラ(I・サーリ)がホセ(A・ボー)の小屋へ助けを求めた。彼女は船で航行中に川に落ちたのだ。ホセはこの人里離れた川辺で、フェルナンド、レフティー、チャック、ショーティーの男を雇って、あしを刈って生活していた。ホセはサンドラを親切心だけで介抱してやっていたが、四人の雇人たちの目には、淫蕩なひかりがあった。それを見たホセは、サンドラの身を案じ、ボートで彼女を町に送りとどけようとしたのだが、ボートは途中で立往生してしまった。自分の魅力に自信のあったサンドラは、なんの反応も示さないホセを、最初は誘惑しようとしたのだが、そのうち真の愛情を抱くようになっていた。そして二人が激しく抱きあっているところに、追跡してきた四人の男たちが襲いかかった。まずレフティーがホセの横腹を切りつけた。逃げるサンドラにショーティーが襲いかかったが、逆に短剣で刺されてしまった。だがついに二人は男たちに捕まってしまった。三人の男たちの間で、サンドラをわがものにしようという争がはじまった。そしてまずチャックが、次にレフティが殺された。そしてホセも死んでいった。一人残ったフェルナンドは彼女を犯した。が、フェルナンドは乱闘の時に頭を殴られたため気が狂い、川の中へ転落して死んでしまった。また嵐が来た。増水した川は、すべてを洗い流してしまった。サンドラはただ一人、洪水の中に立ちつくすのだった。

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