狂った大陸 これがアメリカだ

劇場公開日:

解説

一連の残酷ドキュメントを撮ってきたイタリア映画界が、今度は文明国家アメリカにカメラを持ち込み、その実態をとらえた長編記録。監督はルイジ・バンツィ。撮影は「続・タブウ 快楽と神秘」のベニト・フラッタリ、ベイルド・ブライアント、モートン・ヘイリング、ジョアン・ラッシュの四人が共同で当り、音楽はアルマンド・トロバヨーリ、「南海の楽園」のフランチェスコ・ラヴァニーノが担当した。製作はアルフォンソ・サンソーネ、ヘンリック・クロスチキ。日本語解説は小沢栄太郎。テクニカラー、テクニスコープ。

1966年製作/イタリア
原題または英題:America God's Own Country
配給:日本ヘラルド映画
劇場公開日:1967年8月25日

ストーリー

現代文明の先端を行くアメリカ合衆国の実態を、ジャーナリズム根性に徹したイタリア人の視線が鋭く追い、現代文明一般に対する批評ともなっている長編記録映画である。主な内容は次の通り。○宇宙に向ったフロンティア・スピリット○放浪する奇妙な町○アメリカの神話-石油とハリウッド○東洋宗教のブーム○秘密結社クー・クラックス・クラン○立ちあがる黒人たち○明日なき町リタイアメント・タウン○プーア・ホワイトと富める黒人○二十世紀のインディアンの生活○アメリカ・ナチス党○黒い回教徒ブラック・モスレム○真夏の悪夢ワッツ街の暴動○異端の若者たち

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