ギャング

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解説

「冒険者たち」のジョゼ・ジョヴァンニの原作を彼自身と「いぬ」の監督ジャン・ピエール・メルヴィルが共同で脚色し、メルヴィルが監督したアクション。撮影はマルセル・コンブ、音楽はベルナール・ジェラールが担当した。出演は「冒険者たち」のリノ・ヴァンチュラ、「スパイ対スパイ」のポール・ムーリッス、「橋からの眺め」のレイモン・ペルグラン、舞台女優クリスティーヌ・ファブレガほか。

1966年製作/フランス
原題:Le Deuxieme Souffle
配給:日本ヘラルド映画

ストーリー

十年前に兇悪犯として検挙され、終身刑の宣告を受けて服役していたギュスターブ・ミンダ、通称ギュ(L・バンチュラ)が脱獄した。ギュは非情な暗黒街でも仕事の確かな、仁義に堅い男で通っていた。ギュの脱獄が派手な新聞の見出しになっていた頃、彼の昔の情婦マヌーシュ(C・ファブルガ)が経営するレストランでは、彼女に言い寄っていたチンピラが何者かに射たれて死んだ。犯人はマルセーユの大物ギャング、ポール・リッチ(R・ペルグラン)の部下だった。タバコの密輸にからまるイザコザが原因だったが、その男もレストランのバーテン、アルバンの弾丸に倒れた。やがてポールの弟ジョー・リッチは、その部下の復讐を果すためマヌーシュのアパートに二人の子分を送った。だがその時ちょうど顔を出したギュは、アルバンの助けで二人を片づけ、死体を車ごとビルダブレーの森に捨てた。そしてきれ者と評判のブロ警部(P・ムーリッス)がこの事件に乗出し、早くもその手口にギュの臭いを嗅ぎつけた。一方ポール・リッチは五〇〇キロのプラチナを強奪する計画を立て、信頼出来る男を捜していたが、一匹狼のオルロフにこの仕事を持ちかけた。同じ頃ギュはマヌーシュの手引きで南米に逃亡しようと、マルセーユに来ていた。そこで彼は偶然オルロフに会い、一人前二億フランの儲け話を聞いて加わることにした。大胆不敵なプラチナ輸送車襲撃は四人で行われ、証拠らしいものを残さず成功した。だがパリからかけつけたブロ警部は、護衛の死体から出てきた銃弾が、ビルダブレーの二つの死体から出たものと同じであることから、襲撃者の中にギュがいることをつきとめた。ある日ギュはついにギャングに変装した刑事たちに不意をつかれて逮捕されてしまった。ギュは警察の卑劣なやり方に激怒した。やがて捨て身の脱走に成功したギュは、傷ついた野獣と化し、自分に密告者の汚名をきせたファルディアーノ警視にまず復讐を果した。次いで仲間のもとへ行ったギュは、そこで仲間の裏切りを知り、彼らを射殺してしまった。だがギュはその時駈けつけた警察の銃弾に命を絶たれた。

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