撃滅戦車隊三〇〇〇粁

劇場公開日:

解説

第二次大戦中、欧州戦線で活躍した英軍戦車部隊の奮戦を中心とした戦記映画。製作はJ・エルダー・ウィルス、「死の猛獣狩」のテレンス・ヤングが脚本執筆と監督に当り、撮影は「封鎖作戦」のハリー・ワックスマン、音楽はランバート・ウィリアムソンが担当。主演は競馬騎手出身のエドワード・アンダーダウン(「悪魔をやっつけろ」)、演劇出で映画初出演のラルフ・クラントンとステラ・アンドリュウ、「暁の出航」のマイケル・ブレナンとへレン・チェリーなど。

1956年製作/イギリス
原題または英題:They were not Divided
配給:BCFC=コロムビア
劇場公開日:1956年10月13日

ストーリー

第二次大戦中の英国、ダンケルク撤退の頃。補充兵として入隊したフィリップ(エドワード・アンダーダウン)は戦車部隊に配属。訓練中、同じ部隊に補充兵として入ってきた米国人デイヴィッド(ラルフ・クラントン)と、何時しか無二の親友となる。やがて二人は士官としてイタリア戦線に赴く。二人の部隊に、同じく激烈な訓練を経た下士官スモーク(マイケル・ブレナン)も配任。かくて三人は同じ部隊で激戦の苦闘を共に味わうことになる。久しぶりに休暇をとったフィリップはデイヴィッドを連れ、妻ウィルへルミナ(ヘレン・チェリー)の待つ英国へ帰る。我家での幾日かはフィリップに心の平安をもたらし、同時にデイヴィッドは近所に住むジェーン(ステラ・アンドリュウ)と互いに心惹かれるようになる。帰隊した二人はフランス戦線へ。ここで初めて英戦車部隊はドイツ軍に対して勝利を収め、住民の歓呼の中にブリュッセルからオランダへと進撃。だがやがて降雨で泥濘状態となり、戦車隊の進撃は停頓。攻撃を歩兵部隊に引つぎフィリップとデイヴィッドは休暇で英国に帰る。デイヴィッドはロンドンの病院で看護婦として働くジェーンを訪ね求婚。二人は新婚旅行に出る。クリスマスに戦車隊は米軍援護のため移動することになる。偵察に出発寸前、デイヴィッドはジェーンの妊娠を知る。白一色の曠野でフィリップらは独軍に発見、後退する際デイヴィッドは重傷を負う。危険を冒して救助に赴いたフィリップ。だが独軍の弾丸で二人は戦死。独軍撃破の後スモークは二人を埋め、そこに米英両国旗を立てた。

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