完全なる良人

劇場公開日

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解説

「絶壁の彼方に」のシドニー・ギリアットとフランク・ローンダーのティームが一九五四年に製作した色彩恋愛コメディ。ギリアットとヴァル・ヴァレンタインの脚本をシドニー・ギリアットが監督した。イーストマンカラー(プリントはテクニカラー)の撮影は「夜の来訪者」のテッド・スケイフ、音楽は「黄金の賞品」のマルコム・アーノルドである。出演者は「獅子王リチャード」のレックス・ハリソン、「快傑紅はこべ」のマーガレット・レイトン、「恋を追う女」のケイ・ケンドール、「女性の敵」のニコール・モーレイ、「四重奏」のセシル・パーカー、「黄金の賞品」のジョージ・コール、レイモンド・ハントレー、マイケル・ホーダーンなど。

1954年製作/イギリス
原題:The Constant Husband
配給:東和

ストーリー

彼(レックス・ハリソン)が我にかえったところは見知らぬ漁村のホテルだった。やっとここがウェイルズの小さな漁村であることを知ったが、どういうわけでここにいるのかちっともわからない。精神病の権威レウェリン教授は、記憶喪失症と彼を診断した。調査の結果、彼はロンドンに住むチャールズ・ハザウェイなる人物と判明し、その住所へ行ってみると、今売出しの写真師モニカ(ケイ・ケンドール)が愛妻として彼を迎えるのだった。彼女は彼が重要使命で姿をかくしたとばかり思っているのだ。彼女のこまやかな愛情にひたりながらもどうも落着かぬ彼は、彼がウェイルズに発つ前にいたというクラブへ行って見た。すると見知らぬ男が有無をいわせず彼をサーカスへ連れて来た。何とサーカスの女花形ローラ(ニコール・モーレイ)も彼の妻だというのである。彼女の父の経営するイタリア料理店へ連れて行かれて、何とか逃げようとするがだめ、翌朝ようやく脱け出しては見たものの、彼の妻らしき人物は後から後から現れて合計六人となった。重婚罪に問われて法廷に立った彼は、女弁護士チェスターマン(マーガレット・レイトン)の堂堂たる無罪弁論を無視して自ら有罪を主張し、傍聴にいならぶ六人の妻の反対もものかわ刑に服した。--そして刑満ちて晴れの出獄の日、表門から出ようとするとそこには六人の妻が揃って待構えているではないか、怖れをなして彼は裏門からこっそり出たが、またしても、後から車で追いかけてきたチェスターマンにキャッチされてしまった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

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