原始怪獣ドラゴドン

劇場公開日:

解説

「西部を股にかける女」のガイ・マディソンと、パトリシア・メディナを主演にエドワルド・ナサウア監督が作ったメキシコ製怪獣スペクタクル映画。ウィリス・オブライエンの原案にもとづいてロバート・ヒルが脚本を書き、撮影したのはジョージ・スタール、音楽ラウル・ラヴィスタ。他にエドワード・ノリーガ、カルロス・リヴァス、マリオ・ナバロ、パスカル・ガルシア・ペナ、フリオ・ビリャレアル等が出演する。日本公開は日本語発声版で、大平透、緒形敏也等が声の出演をしている。製作ウィリアム及びエドワルド・ナサウア。

1956年製作/メキシコ
原題:The Beast of Hollow Mountain
配給:新東宝
劇場公開日:1958年12月13日

ストーリー

メキシコの奥深く、俗に洞穴山と呼ばれて、囲りには底無しの魔の泥沼が取り巻いている、その山麓一帯にジミイ・ライアン(ガイ・マディソン)とフェリイプ・サンチェス(カルロス・リヴァス)の経営している牧場がある。そして、時折、彼らの飼育している牛が、跡方もなく行方不明になると云う不思議な事件が起きた。この牛の足跡を辿って見ようとして、ある時、ジミイとフェリイプは、失踪した牛の足跡を追って、底無しの泥沼の辺りまでやって来たが、沼の辺で、足跡は消え失せてしまっていた。盗んだ牛を、行方をくらますために沼の流砂の中にほうりこんだものがあるのだ。これを近くに住む牧場主エンリイクの仕わざと見た彼等は町の有力者ドン・ペドロのもとに相談に行った。途中彼等はインディアンのパンチョと息子のパンチイトが奔馬にひきずられているのを助けた。ドンペドロの娘サリイタ(パトリシア・メディナ)はジミイに想いをよせていたが、婚約者の牧場主エンリイクの陰険な目が二人の間にあった。祭りの日、エンリイクとジミイの争いは爆発した。しかしエンリイクは若いジミイの敵ではなかった。ある日ジミイとフェリペは牧場の背後の山中で、伝説に伝えられる原始時代の怪獣ドラゴドンの姿を見た。パンチョが怪物の飼食になった。父を探しに行ったパンチイトと、それを追うサリイタも危機にさらされた。ジミイは救援におもむいた。エンリイクもその後をつけた。銃弾にひるむ様子もないドラゴドンと戦いながら、ジミイはパンチイトとサリイタを避難させた。エンリイクは怪物の爪にかかって死んだ。ジミイは身をもって怪物を泥沼の流砂の中にさそいこみ、その巨体を底なしの沼の中に沈めることに成功した。孤児となったパンチイトをつれて、ジミイとサリイタは悪夢のような現場を後にした。

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