ロマンス・ライン

劇場公開日:

解説

「海の征服者」のベン・ヘクトのオリジナル・シナリオから、「潜水戦隊帰投せず」のラルフ・トーマスが監督し、同じくアーネスト・スチュワードが撮影、ベンジャミン・フランケルが音楽を担当した。主演は「エディ・フォイ物語」のボブ・ホープ、「旅情」のキャサリン・ヘップバーン。他に「白鯨」のジェームズ・ロバートソン・ジャスティスなど。ベティ・E・ボックス製作、テクニカラー、一九五六年作品。

1956年製作/イギリス
原題または英題:The Iron Petticoat
配給:BCFC=コロムビア
劇場公開日:1956年12月29日

ストーリー

西ドイツの飛行場に到着したソ連機に、昇格されないのを不満でソ連を飛び出した女空軍大尉ヴィンカ(キャサリン・ヘップバーン)が乗っていた。アメリカ軍部では、彼女の言葉に半信半疑、彼女の秘密をさぐり、デモクラシイの思想をふきこむ事をチャック大尉(ボブ・ホープ)に命令した。彼はイギリス人のコニーに夢中でヴィンカに見物を、自分はコニーと結婚しようとの考えでロンドンに出発した。ヴィンカの脱出事件にあわてたソ連のスクラーノフ大佐(ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス)は、ナイトクラブにイヴニングであらわれた彼女を売国奴と思い込み本国送還を考えた。そこで昔の彼女の恋人に誘惑させようとしたが、彼女の頭にはチャックの事しかない。今度は大佐は彼女を拉致の手段に出たが、部下は間違ってコニーを連出した。当のヴィンカは催眠剤を飲まされたチャックをかついでホテルに帰ったが、彼の洋服の結婚許可書を見てしまう。彼の本心を知ったヴィンカは、帰国する気でソ連本部に出頭した。そこで裁判の結果、弁解はききいれられず送還の上、死刑と決定した。翌朝、今は彼女を真剣に愛するようになったチャックはソ連本部へ駈けつけたが却って牢獄入り。しかし得意の弁舌で監禁を脱し、ソ連操縦士に変装し、ヴィンカの乗せられた飛行機の進路を変えて救おうとしたがスクラーノフ大佐に見破られ絶体絶命。ところがモスクワではスクラーノフの行動は対外友好を悪化するものとしてこれを処罰、二人は晴れて一緒になることが出来たのだった。

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