抵抗の詩 PARTII

解説

ドイツ軍によって両親を奪われた多勢の子ども達が村を自らの手で管理し、パルチザンを組織していく様を描く。製作はデチェ・ノヴィーネ、監督・脚本はトーリ・ヤンコヴィッチ、撮影はプレドラグ・ペガ・ポボビッチ、音楽はゾラン・フリスティッチ。出演はウラジミール・ラデンコヴィッチ、ドラガン・ラドニッチ、プレドラグ・ボヤク、リリヤナ・スタンコヴィッチ、バタ・ジボイノビッチなど。

1974年製作/ユーゴスラビア
原題:Mirko and Slavko

ストーリー

ユーゴスラビアの小さな村を、ある日突然、ナチス・ドイツ軍が進攻し、男たちは処刑され、女たちは収容所に連行された。一瞬にして両親を失った残された子供たちは、その深い悲しみの中から立ちあがった。彼らはたちまち村を自らの手で運営する。ミルコ(V・ラデンコヴィッチ)とスラフコ(D・ラドニッチ)は警備隊員になり、7歳のカブラ(P・ボヤク)はパルチザンを志願した。子どもたちは、やがて自らパルチザンを組織して、村の周囲に駐屯しているドイツ軍にゲリラ攻撃を仕掛けたり、武器を手に入れて、村を守る体制を着々と進めていった。しかし、子供たちだけで平穏におくられていた村に、無気味な足音が迫ってきた。それは少年パルチザンに挑みかかろうとするナチス・ドイツ軍だった。やがて村に入ってきたドイツ軍はミレナ(L・スタンコヴィッチ)を捉え、無言の抵抗で仲間を守ったミレナを射殺してしまう。ミレナの死を悼むミルコとスラフコたちは、最後まで村を守り抜くことを誓い合い、バリケードを築き応戦の体制をつくった。こうして激しい闘いの末、彼らは多くの仲間を敵弾で失いながらもドイツ軍の侵略から村を守り抜くことができたのだった。

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