暗殺者を撃て

劇場公開日:

解説

スパイ、逆スパイ、裏切り、大国間の緊張緩和を描いたアクション映画。製作はジョゼフ・シャフテル、監督は「ダーティハンター」のピーター・コリンソン、脚本はマレー・スミスとジャドソン・キンバーグ、撮影はアーサー・イベットソンが各々担当。出演はリチャード・ウィドマーク、オリヴァー・リード、ゲイル・ハニカット、サム・ワナメーカーなど。

1975年製作/イスラエル
原題:The Sellout
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1976年10月16日

ストーリー

サム(リチャード・ウィドマーク)はCIAの情報部員だったが、彼の相棒で友人のガブリエル(オリヴァー・リード)が、二重スパイで、モスクワに寝返ったことがわかって以来、現役からしりぞき、今はデボラ(ゲイル・ハニカット)とエルサレムで静かな生活を送っていた。彼女はかつてはガブリエルの恋人だった。アメリカとソ連の情報部は、ガブリエルをイスラエルにおびき出して消すことに決めた。ダッチマンと呼ばれる殺し屋が執拗にガブリエルを追った。彼は逃げながら、サムと連絡をとり、かつての友人同士は、用心しながら再会した。イスラエル国防省は、ベンジャミン少佐を通じて自分たちの国をスパイ合戦のゲームの場に使って欲しくない、と通告し、ガブリエルとサムを国外に脱出させようとした。やがてデボラも二重スパイであることがわかりガブリエルは彼女を殺した。サムにはできないと思ったからだ。そして二人は自分たちを狙っている殺し屋たちを逆に射殺し、ヨルダンの国境に向かった。しかし、イスラエルの警備隊の一斉射撃を受け、サムが死んだ。ガブリエルは一人、国境を渡った……。

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