総集版 世界残酷物語

解説

世界的にヒットした「世界残酷物語」と「続世界残酷物語」のハイライトを集めて一本にまとめたドキュメンタリー。製作・監督はグァルティエロ・ヤコペッティ、撮影はベニト・フラッタリ、音楽はリズ・オルトラーニが担当。

1976年製作/イタリア
原題:Mondo Cane Mondo Cane No 2

ストーリー

世界中の映画ファンを湧かせた美男スター、ルドルフ・ヴァレンチノは南イタリアのカステラネータ生まれ。この片田舎では、大先輩・ヴァレンチノにあやかろうとする男たちが、それぞれ美男気取りで我れこそは二代目、と大変な騒ぎを演じている。 プロブリアンド諸島のキリウィナというところでは、明るい太陽のもと、女たちが集団で男を追いかけまわしては性を楽しんでいる。その強烈なセックス攻撃に体がもたないと、逃げまわる男たち。 南フランスのカンヌといえば、海と女とラブ・ハント。全裸に近い美女たちが空母の水兵たちをからかい半分、ボートで接近したり離れたりしている。航海で久しく女体に接していない水兵たちの焦りの表情。 ビキニ核実験のはかりしれない犠牲。海上に連なる蝶々の死骸、危険を感じて地中に潜む鳥、海にかえらぬ魚トビハゼ、産卵のあと海に戻る方向感覚を失って島の奥地へ突き進み、やがて灼熱地獄で死んでいく海ガメなど ニューヨークのレストラン「コロニー」ではアリンコのフライ、油虫のソーセージ、チョウチョの玉子、ウジムシのグラタン、ジャコウネズミのステーキ、ガラガラ蛇のトマト煮が高級なメニューだ。 マライ人はヘビが常食。その料理法もびっくりする程多く、味は淡白でトリよりもおいしいそうだ。

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