ザ・ライダー(1984)

劇場公開日:

解説

最も危険な職業といわれているモーター・スポーツのレーサー達が最高の500ccロードレース世界GP(グランプリ)戦に挑む姿を描く。製作はフェリシティ・ヒベルディン、監督・原案はジョー・マソット、脚本はフェリシティ・ヒベルディン、撮影はアレック・ミルズ、音楽はロジャー・テーラー、デュラン・デュラン、クイーン、ザ・フィックス、モーター・レーシング・アドバイザーはジュリアン・セドンが担当。出演はバリー・シーンなど。

1984年製作/101分/イギリス
原題:The Riders
配給:日本ヘラルド映画

ストーリー

バリー・シーン(本人)は、イギリスのナンバーワン・ライダーだ。その彼が82年7月28日の500ccイギリスGP(グランプリ)で大クラッシュに見舞われた。日本の二輪の大手メーカーは、自社の販売戦略上、新しいレーシングチーム《アサマ》を結成し、専属のライダーを選定することになった。そこで選ばれたのが、事故から立直ったバリーと、日本の天才ライダー、マサオ・ヤマシタ(トシヤ・イトー)、それに若手のロン・ハリス(ギャバン・オーヒーリ)の3人だ。抜群の性能をもつマシーン《ASAMA-X500》をテストしたヤマシタはチーム入りを決めた。バリーも、熱心な誘いにOKした。バリーは《スズキ》、ロンとヤマシタは《ホンダ》をスポンサーに、彼らはいよいよGPに出場することになった。バリーは、長年の宿敵トラウス・パシフィック・チームとの対決にファイトを燃やしていた。83年500CC世界GP戦の開幕。下馬評は《アサマ》が優勢との声が高かったが、主戦マイク・ロックウッド(ジェフ・ハーディング)をトップとするトランス・パシフィック・チームも激しい闘志に燃えていた。結果、バリーが第一戦に優勝、2位はロンと《アサマ》チームが決めた。世界GP戦の第2ラウンドが行なわれようとしていた。ヤマシタを妻ミカ(サヨ・イナバ)が声援する。彼女もサイドカー・レースのライダーだ。プレイボーイのロンの新しい恋人ジョアンナ(カロリーヌ・エヴァンズ)は、パシフィック・チームのエース、ロックウッドのガールフレンドだったのを奪ったのだ。第2戦は、ロックウッドが優勝。《アサマ》チームは不振に終わった。世界GP戦も中盤に入ってきた。パシフィック・チームは新車で出場。刺激を受けた《アサマ》チームに、しばらくして新車が提供された。GP戦もいよいよ、大づめとなり、決勝戦を迎えた。白熱したレースが展開されるが、途中、ヤマシタが事故を起こし病院に運ばれた。生死にかかわる事故だ。レースの結果は、バリー・シーンの優勝となった。

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映画レビュー

5.0私的にランキング入りせてはならない殿堂名作と、敢えて☆五点に評価している迷作の二種が存在する。

2022年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前者は、いわずもがな『ロッキー』であったり『タクシードライバー』であったり『ゾンビ』であったり『ブレードランナー』であったり。
もはやランキングに並べことすらできない超S級作品。
一方は困ったことに極めて“ピンポイントな層だけ”のツボに刺さった作品。『地獄甲子園』であったり『ヌイグルマーZ』であったり『デッド寿司』であったり本作であったりの超Z級作品。
この映画なんで観に行ったかというと、やはり当時は空前のバイクブーム真っただ中だった訳です。
私も日曜日は革ツナギ着てスズキのGSX400-FSインパルスを駆って峠に繰り出していた訳です。←あまり褒められたことじゃない…
そんな中で観たのが本作。
主演かつ実在のGP500クラスのレーシングライダー、バリー・シーンのことはまだよく知らずにいて。
むしろ同時上映の『蘇るヒーロー片山敬済』の片山氏のファンだったもので、そちらを目当てに観に行って。
ところが、バリー・シーンの華麗なライディングフォームにゾッコンになりました。
残念なことに彼は映画製作年当時は一線級のマシンを駆るワークスライダーではなく、非力なマシンで闘わざるを得ないプライベーターでした。
そこが判官贔屓のひねくれ者の私のハートにガツンと火を付けてくれましたね!
プライベーターとはいえ、かのケニー・ロバーツがGPに参戦するまでの二年間は連続でタイトルを取った超一流のライダーです。
あのフレディー・スペンサーのデビュー当時も彼と互角の死闘を繰り広げたベテランライダーです。
もはや完成・究極の粋に達したハングオフ気味のリーンイン走法の華麗なフォームに心打たれてしまった訳です。
(な…何を言っているのかわからねーと思うが…)
それ以来、私もバイクに乗る時には汚れた英雄のテーマではなく、ロジャー・テイラーが歌うこちらの映画の主題歌『MAN OF FIRE』が鳴り響くようになりましたとさ。
でね、肝心の映画の方はと言うと…これがまぁひでぇのなんの!
そりゃまあ、そうですわ。CM出演こそ母国で経験豊富とはいえ、映画に関しては全くのズブの素人のバリー・シーン本人が主演を務めている訳ですから。脇を固める俳優も、誰も彼もがほぼド素人。
ドラマパートはほんの場繋ぎのオマケ程度の超Z級クオリティー(笑)
もはやテンプレの勘違いされた日本テイストも描かれていたり。
記録映像のつぎはぎで作られた、メインのレースシーン等々どこをどう評価すればよいの訳わからん。
でも、バリー・シーンにゾッコンになるきっかけだったというただ、その一点で☆五点な訳です。

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野球十兵衛
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