裸の銃を持つ男 PART33 1/3 最後の侮辱

劇場公開日:

解説

難事件に行き当たりばったり、無責任と悪ノリの捜査法で挑む迷警部、フランク・ドレビンの活躍(?)を描いたコメディ・シリーズの第3作。今回も「アンタッチャブル」「ジュラシック・パーク」「テルマ&ルイーズ」「クライング・ゲーム」などの映画パロディやトーニャ・ハーディング事件などの時事ネタのほか、エンド・クレジットに至るまで無数のギャグを満載。さらにマリエル・ヘミングウェイ、エリオット・グールド、ラクエル・ウェルチ、ジェームズ・アール・ジョーンズらのスターが自身の役でカメオ出演(ほとんどがノー・クレジット)しているのも見どころ。監督はTV界出身で、これがデビュー作のピーター・シーガルに交代。製作はシリーズの原型となったTV番組『フライング・コップ』から手掛けているロバート・K・ウェイスと、前2作を監督したデイヴィッド・ザッカー。エグゼクティヴ・プロデューサーはジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、ギル・ネッターの共同。脚本はパット・プロフト、デイヴィッド・ザッカー、ロバート・ロキャッシュ。撮影はロバート・スティーヴンス、音楽はアイラ・ニューボーンと、メイン・スタッフは前2作と同様。TV版以来、主演を務めるレスリー・ニールセンのほか、プリシラ・プレスリー、ジョージ・ケネディなどのレギュラー陣に加え、「ザ・プレイヤー」のフレッド・ウォード、『プレイボーイ』誌″プレイメイト・オブ・ジ・イヤー″のグラマーモデル、アンナ・ニコール・スミスらが共演。

1994年製作/アメリカ
原題:Neked Gun 33 1/3: Final Insult
配給:UIP
劇場公開日:1994年8月13日

ストーリー

恋人ジェーン(プリシラ・プレスリー)との結婚を機に警察を辞めたドレビン(レスリー・ニールセン)は、弁護士として活躍する彼女を仕事に送り出し、自分は主夫として家事に励む日々を送っていた。ある日、彼は元同僚のエド・ホッケン署長(ジョージ・ケネディ)とノードバーグ(O・J・シンプソン)から、捜査の協力を頼まれた。ドレビンは断りきれず、警察に復職したら離婚するというジェーンとの約束を破り、現在服役中の爆弾テロリスト、ロッコ(フレッド・ウォード)の恋人で市庁舎爆破犯人の共犯者と目される看護婦タニヤ(アンナ・ニコール・スミス)の身辺を調査すべく、彼女の勤務する病院に潜入する。ところが、それを知ったジェーンは怒って家を飛び出してしまった。ドレビンは結局、復職する事になる。市庁舎爆破の首謀者がロッコである事が判明し、彼の次の計画を聞き出して阻止するため、彼はおとり捜査を志願して刑務所に潜入する。ロッコの信用をかち得たドレビンは、彼と共に脱獄に成功。2人はロッコの母親ミュリエル(キャスリーン・フリーマン)の手引きで、タニヤの待つアジトの山荘へ向かった。一方、女友達のルイーズ(エレン・グリーン)と旅行中のジェーンは偶然、ドレビンの残したメモから山荘の場所を知り、彼の身を案じて現地に向かう。ロッコ一味はアカデミー賞授賞式会場の爆破を狙っていた。爆弾はプレゼンターの封筒の中に入っている事が分かり、会場へ忍び込んだドレビンとジェーンは必死で探す。ドレビンは式を目茶苦茶にしたあげく、爆破を未然にに防ぐ事に成功し、ジェーンとの仲も元通りになった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5パート2の前に3を見た。

2023年9月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

バカバカしいけどアメリカン・ニューニュー・シネマ

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マサシ

2.5無難

2023年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ファイナルとなった三作目、引退する予定だったが、爆弾魔と戦うことに。
爆破しようとするのが、アカデミー賞の会場という内輪モノに。
これまでの痛烈なギャグは消えてしまい、下ネタとパロディ主体で、ちょっと寂しい。

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いやよセブン

3.5冒頭のアンタッチャブルネタからエンジン全開。開き直りの怒涛のエロネ...

2023年6月18日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

冒頭のアンタッチャブルネタからエンジン全開。開き直りの怒涛のエロネタラッシュ。
ストーリーとかあんまり残らないけどまあいいか(笑)随所で笑えればそれで良し。
BS日テレ字幕版鑑賞

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はむひろみ

4.0いきなりの『アンタッチャブル』パロディ!

2020年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ザッカー監督からピーター・シーガル監督にバトンタッチされたが、パワーダウンした前作を乗り越え、さらに面白くなってしまった今作。パロディ、オマージュも満載でクライマックスはアカデミー賞授賞式という、とんでもないくらい映画ファンの心を掴む作品となっていました。

 いつものようにパトランプを灯したオープニングでは『スターウォーズ』の映像も使ってるし、その後登場する『テルマ&ルイーズ』、『大脱走』、『恐怖のメロディ』のパロディ。他にもあったと思うけど、怒涛の展開で爆破テロを阻止するために乗り込んだアカデミー賞授賞式がたまらんっ!

 1、2作目にも登場したアル・ヤンコビック、ラクエル・ウェルチ、実在の司会者フィル・ドナヒューやその他にも有名俳優がカメオ出演してる豪華さ。監督賞ではスピルバーグ、スパイク・リー、リチャード・アッテンボローといった名前も登場するが、特にアッテンボローは冒頭のパロディ『ジュラシック・パーク』、『大脱走』にも絡んでいるだけに嬉しくなってくる。他にもエリオット・グールド、体操選手のメアリー・ルー・レットン等々。

 シリーズ通して、エンドロールではキャストが最後に登場するようにスタッフ思いのところを見せているし、台詞の無いエキストラにも気を使っている。今回はやむなくカットされた俳優の名前もクレジットされており、その中には大御所マーロン・ブランドがドン・コルリオーネ役として挙がっていました。カットされなかったら『ゴッドファーザー』のパロディも加わっていたに違いない。

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kossy
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