不思議な少年

劇場公開日:

解説

「緑のそよ風」「町の人気者」のブッチ・ジェンキンズが主演する映画で、新人ピ ーター・ロウフォードとビヴァリー・タイラー、「悪魔の金」のエドワード・アーノルド「桃色の旅行鞄」のチャールズ・ラグルズ「青春の宿」のスプリング・バイントンが共演する。脚本はモートン・トンプソンの書きおろし物で、新人フレッド・ジンネマンが監督に当たり「人間エジソン」のハロルド・ロツソンが撮影を指揮した。

1946年製作/アメリカ
原題または英題:My Brother Talks to Horses
劇場公開日:1947年8月

ストーリー

ラジオがまだ普及していなかったころのことである。メリーランド州のボルチモア 市にリュウイー・ペンローズという九歳の少年がいた。無邪気な可愛い坊やで、お母さんにも兄のジョンにも愛されていた。ジョンは銀行員でラジオの研究が趣味であった。リュウイーは馬が大好きで、学校の帰りにはブレッゾーさんのうまやに寄るのが常だ。リュウイーは馬と話ができるのである。馬も彼に話しかけるのである。リュウイーはバートという馬が特別好きだった。彼は馬と話ができるので、競馬でどの馬が勝つか分かるのである。ある日ブレッゾーさんはリュウイーとジョンとジョンの許婚マーサを競馬に招待した。その日リュウイーはバートが勝つことを知った。ジョンはラジオの研究が楽にできるようにと思い、結婚費用の貯金を全部バートにかけた。ところがバートは競走中に脚を折り、銃殺された。ジョンは金を失い、リュウイーはバートが死んだので病気になった。しかも、マーサは怒るし、銀行の頭取はジョンが競馬に金をかけるというのでクビにしてしまった。ペンローズ一家は困ってしまったが、ジョンはプリークネス大競馬に出かけて、リュウイーに尋ねさせれば、と思いつく。プリークネスにはペンローズ夫人もマーサも来た。リュウイーは馬と話が出来なくなったが、ジョンに勝馬を尋ねられ、レフェンディだと答える。レフェンディは勝って皆は幸福になった。

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