遥かなる地平線
劇場公開日:1955年8月25日
解説
デラ・グールド・エモンズの小説『ショショーニ族のサカジャエア』から「最後の砦」のウィンストン・ミラーと「地球の静止する日」のエドモンド・H・ノースが脚色、「第二の機会」のルドルフ・マテが監督、「底抜け落下傘部隊」のダニエル・L・ファップが撮影、ハンス・J・サルターが音楽を担当する。主なる出演者は「ケイン号の叛乱」のフレッド・マクマレイ、「黒い絨毯」のチャールトン・ヘストン、「雨の朝巴里に死す」のドナ・リード、「窓」のバーバラ・ヘイル、「ネブラスカ魂」のウィリアム・デマレストなどで、ウィリアム・H・パインとウィリアム・C・トマスの製作するビスタビジョン。1955年作品。
1955年製作/アメリカ
原題または英題:The Far Horizon
配給:パラマウント映画会社
劇場公開日:1955年8月25日
ストーリー
1803年ごろ。ジェファスン大統領はルイス大尉(フレッド・マクマレイ)に探検隊を組織させ、ルイジアナ地方の調査を命じた。彼は親友クラーク中尉(チャールストン・ヘストン)を大尉に昇進させ同じく探検隊を指揮することを大統領に頼んだ。その足で恋人ジュリア(バーバラ・ヘイル)に結婚の申し込みをしようと彼女の元へ行くと、クラークがジュリアと接吻している姿が目に入る。ルイスはこれを見てジュリアをあきらめ、クラークと共にルイジアナ遠征に出発する。彼らはミズーリ河をさかのぼり、インディアンのミネタクー族の集落につく。ここの酋長は探検隊に敵意を抱き、計略をもってみなごろしにしようとした。この集落にとらわれていた同じインディアンのショショーニ族の娘サカジャエア(ドナ・リード)はひそかに脱出し、酋長の計略をルイスたちに知らせ、探検隊は危いところを救われる。サカジャエアはショショーニ族の土地まで道案内をすることになる。そのうちクラークが熱病にかかり、彼女に看病されているうち2人は愛し合うようになる。ルイスはクラークとジュリアとの婚約を知っているので、ジュリアのために悲しみ、2人の友情にひびが入る。幾度か危険をおかしながら、サカジャエアのお陰で探検隊は成果を収めてワシントンにもどった。同行したサカジャエアは、白人の生活が自分には向かないことをさとり、ショショーニ族のもとへ帰っていく。ジュリアはすべてを理解し、ルイスとクラークは再び友情をとり戻した。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ルドルフ・マテ
- 脚色
- ウィンストン・ミラー
- エドモンド・H・ノース
- 原作
- デラ・グールド・エモンズ
- 製作
- ウィリアム・H・パイン
- ウィリアム・C・トーマス
- 撮影
- ダニエル・L・ファップ
- リチャード・ミュラー
- 美術
- ハル・ペレイラ
- アール・ヘドリック
- 音楽
- ハンス・J・サルター
- 録音
- ジーン・メリット
- ジーン・ガーヴィン
- 編集
- フランク・ブラクト