追求

劇場公開日:

解説

「虹の女王」のウィリアム・ジャコブスが製作、「失われた心」のカーティス・バーンハートが監督した1945年度作品。「容疑者(1944)」の監督ロバート・シオドマクがアルフレッド・ニューマンと共作したストーリーより、「容疑者(1944)」のアーサー・T・ホーマンと「最後の抱擁」のドワイト・テイラーが脚色し、撮影はメリット・B・ガースタッド、音楽は「婿探し千万弗」のフレデリック・ホランダーが当たった。主演は「潜行者」のハムフリイ・ボガート、「スタリオン街道」のアレクシス・スミス、「仮面の男(1944)」のシドニー・グリーンストリートで、ローズ・ホバート、「情熱の航路」のチャールズ・ドレイク、「婿探し千万弗」のグラント・ミッチェル、パット・オムーア、アン・シューメイカー、フランク・ウィルコックス等が助演している。

1945年製作/アメリカ
原題または英題:Conflict
配給:セントラル
劇場公開日:1951年2月7日

ストーリー

リチャード・メイスンとその妻キャスリンは友人仲間でも似合いの夫婦という評判だったが、結婚5年目の晩餐会への着替えのとき、キャスリンは夫が自分よりも妹のイヴリンを愛しているといい、リチャードも肯定したため、2人の間には溝ができてしまう。ハミルトン博士の祝宴は無事済んだが、その帰途、リチャードは自動車事故で足を挫く。数週間後、全快祝いと称して、彼は妻と共に山に休養に行くことにした。無人の山中の道で、キャスリンの操縦する車が前方を遮る車に衝突した。車の側に立っていたリチャードは彼女を殺し、事故死を装う情況をつくって当局に報告した。ハミルトン博士はリチャードの話を聞いて疑問を持った1人だった。それからリチャードの身辺には不可解なできごとが続く。彼の部屋は殺された時キャスリンがつけていた香水の匂いがただよい、宝石類が発見された。その上、彼女の署名した質札が郵送されて来た。街角で彼女の姿を見かけたようにも思われ、もはやイヴリンを相手にしている心の余裕を失ったロバートは、殺人の現場にかけつけてみずにはいられなくなった。その現場に破壊されたキャスリンの車と警官と共に彼を待っていたのはハミルトン博士だった。

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