ターザンの決斗

劇場公開日:

解説

エドガー・ライスボローズの漫画に登場する人物からヒントを得て、レス・クラッチフィールドが原作を書き、バーン・ギラーとジョン・ギラーミンが脚色したターザン映画。監督はジョン・ギラーミン、撮影はテッド・スケイフ、音楽をダグラス・ガムリーがそれぞれ担当。出演は11代目のターザンにゴードン・スコット、「恐怖の砂」のアンソニー・クェイル、サラ・シェーン、ナイオール・マクギニスら。製作サイ・ワイントローブ。

1959年製作/アメリカ
原題または英題:Tarzan's Greatest Adventure
配給:パラマウント
劇場公開日:1959年9月19日

ストーリー

ある日、アフリカの原住民集落にスレード(アンソニー・クェイル)ら4人の危険な男たちが忍びこんだ。彼らは倉庫から火薬などを盗み逃げ去った。ボートのエンジンの音を聞き、ターザン(ゴードン・スコット)が目をさましたが、何物も発見出来なかった。翌朝、ターザンは原住民たちと附近を調査した。そこで飛行機で不時着した女流探検家アンジー(サラ・シェーン)を発見した。彼女は機上にいる時、ラジオから“スレード”という声を聞いたといった。ターザンはスレードらがボートで逃げたのを知り、後を追った。これを知った彼らは大いにあわて、スレードはターザンとの対決をさとった。ターザンとアンジーが上陸したスキに、スレードはカヌーを激流に流してしまった。2人は密林を徒歩で進んだ。アンジーが病気で倒れ、ターザンは彼女を安全な場所におき、1人で進んだ。スレードら4人はターザンに追われ、恐怖のあまりダイヤモンド鉱のことなどで仲間割れを始めた。ターザンもダイナマイトで傷ついた。その頃、アフリカ原住民のカブキ族がターザンを襲って来た。傷つきながらもターザンは彼らを撃退した。アンジーはターザンの傷の治療にペニシリンを取るためスレードの船に忍びよった。が、彼女は捕まり、ターザンをおびきよせる人質にされてしまった。ところが一味のクルーガーは彼女の縄をほどき逃した。ターザンをダイヤモンド鉱におびきよせるために、鉱山ではスレードとクルーガーが争っていた。クルーガーはスレードを谷間につきおとしたと思ったが反対に彼に殺された。アンジーはターザンに鉱山のことを話して集落に戻ることにした。ターザンはスレードを追った。2人の間に死闘がくりひろげられた。凱歌はターザンにあがった。ターザンはアンジーのボートが集落に着くのをみとどけて、自分の家に帰った。

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