酋長ジェロニモ

劇場公開日:

解説

パット・フィードラーとアーノルド・レイヴンの原作からパット・フードラーが脚色し、アーノルド・レイヴンが製作・監督した西部劇。撮影はアレックス・フィリップスで、すべてメキシコのドゥランゴとその周辺でロケが行われた。音楽はヒューゴー・フリードホーファーが担当。出演者はテレビの「ライフルマン」のチャック・コナーズ、新人カマラ・デヴィ、ロス・マーティン、パット・コンウェイなど。

1962年製作/アメリカ
原題または英題:Geronimo
配給:ユナイテッド・アーティスツ
劇場公開日:1962年4月28日

ストーリー

ジェロニモ(チャック・コナーズ)の率いるアパッチ・インディアンの一族は1883年白人との和睦を結びサン・カルロスの居留地に向かった。しかし居留地の空気は予想以上に冷たかった。彼らにとって生活の一部である馬は全部とりあげられ、まるで獣同様の扱いを受けた。ジェロニモはひそかに居留地を脱走する計画を練った。だが彼は居留地の子供たちに英語を教える美しい一族の娘ティーラ(カマラ・デヴィ)にひかれた。一族が与えられた荒れ地で作付けに成功し、農耕に新しい生活を見いだそうとしていた時、ある事件がもちあがった。居留地の役人バーンズ牧師は、メイナード大尉、物資配給所のヘンリー、大牧畜業者キンケードらから、アパッチの農地を牧草地にしたいから売らないかと話をもちかけられた。バーンズは居留地を管理する役人であり、しかも牧師という身でありながら、3人の説得と金の誘惑に負け、無謀にも土地を売り飛ばしてしまった。このことを聞いたジェロニモは一族を引き連れ居留地を脱し、メキシコへ逃れて全米軍を相手に敢然と戦いを挑んだ。数週間後、ジェロニモは居留地に残してきたティーラを連れ出すために危険をもかえりみず、単身居留地に出向いた。はじめは野性的なジェロニモを拒んだティーラであったが、望みなき未来に、一命をかけてジェロニモに従った。アパッチ一族と騎兵隊の激戦は続いた。しかし出産を間近に控えたティーラは産まれてくる子供まで犠牲にできないと必死にジェロニモに降伏をすすめた。アパッチ絶滅をめざして騎兵隊が大砲を運んできた。その時、コンラッド議員が戦場にかけつけてきた。コンラッド議員は政府がアパッチ一族を苦しめた事実を知り、アパッチの権利を認める新しい条約を結ぶ用意があることを告げた。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く

他のユーザーは「酋長ジェロニモ」以外にこんな作品をCheck-inしています。