サディスト
劇場公開日:1963年8月15日
解説
L・スチーブン・スナイダーが設立したフェアウェイ・インターナショナル・インパクトの第一回作品で、ジェームズ・ランディスが脚本と監督を担当した。撮影はウィリアム・ジグモンド、音楽はロッド・モスが担当している。出演者はアーチ・ホール・ジュニア、マリリン・マンニング、ヘレン・ハーベイなど。
1962年製作/アメリカ
原題または英題:The Sadist
配給:昭映フィルム
劇場公開日:1963年8月15日
ストーリー
ロスからほど遠い、とある小さな町のハイスクールの3人の教師、物理のエド(リチャード・アルデン)歴史のカール(ドン・ラッセル)、若く美しい女教師ドリス(ヘレン・ハーベイ)は、野球を観に行く途中人通りのない路上で車が故障した。車の影からチャーリー(アーチ・ホール・ジュニア)と彼のガールフレンドのジュディ(マリリン・マンニング)がピストルを突きつけたまま近づいて来た。新聞に出ていた12人殺害の殺人鬼だ。抵抗すべき何らの手段もなく、オリバァは傷つけられて金を奪われ、ドリスも辱めを受けた。チャーリーのサディスティックぶりはオリバアの必死の哀願も死への引き金に力を入れさせた。パトカーの響きが聞えた時、エドとドリスは救われるかもしれないと一瞬緊張した。しかしチャーリーはエドを車のトランクへ閉じ込め、ジュディはドリスの喉へナイフを突きつけて抑え、車の影に隠した。そしてチャーリーは警官2人まで射殺、エドに車の故障をなおすように命じた。エドがガソリンをチャーリーの顔にかけ、視界が見えなくなり間違ってジュディを殺してしまった。それでいよいよ発狂状態になり、金切声をあげてエドを捜してピストルを撃ち続けた。弾がきれたすきにエドは素手でチャーリーに飛びかかろうとした。が警官から奪ったチャーリーのピストルにエドは倒れた。エドの車が近づいたのを見て逃げていたドリスはホッとしたが、それがチャーリーと知って、絶体絶命だと思った。しかしドリスは逃げに逃げた。そんなドリスを神が救った。チャーリーは古井戸に落ちこんだ。その底はガラガラ蛇の巣だった。チャーリーの悲鳴が草原に響き渡った。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジェームズ・ランディス
- 脚本
- ジェームズ・ランディス
- 製作
- L.Steven Snyder
- 撮影
- ビルモス・ジグモンド
- 美術
- Mark Von Berblnger
- 音楽
- ロッド・モス
- 製作進行
- D. D. Russell