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「河(1951)」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

自宅で、旅先で、移動中に…、
見放題やレンタルなどサブスクで「河(1951)」を楽しむ方法をまとめて紹介します!

配信サービス 配信状況 料金
見放題 月額2,189円(税込)~ 今すぐ見る
U-NEXT

おすすめポイント

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配信形態

見放題 / レンタル / 購入

無料期間

31日間

月額料金

月額2,189円(税込)

ダウンロード可否

可能

複数端末同時視聴

可能
※最大4台まで同時再生可能

特典
(ポイント付与等)

毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)

支払い方法

クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード

全作品数

340,000本

見放題作品数

300,000本

映画作品数

見放題17,700本以上/レンタル1,200以上

ドラマ作品数

見放題5,400本以上/レンタル680本以上

アニメ作品数

見放題5,800本以上/レンタル260本以上

※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。


解説

「大いなる幻影」「獣人」のジャン・ルノワールが自らインドのガンジス流域に赴いて撮り上げた独立作品で、ケネス・マケドウニー製作の1951年色彩作品。昨年ヴェニス映画祭に出品され、「羅生門」についで1等賞をとった。「黒水仙」の原作者ルーマー・ゴッデンの半自叙伝的な同名小説から、ゴッデンとルノワールが共同脚色した。撮影はジャンの甥クロード・ルノワール、音楽はインドの原住民音楽を使用している。主演は新人のパトリシア・ウォルターズ、トーマス・ブリーン、エイドリアン・コリー及びインド人ラーダら。以下「赤い百合」のノーラ・スィンバーン、「黒水仙」のエスモンド・ナイト、「黄色いリボン」のアーサー・シールズらが助演する。
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あらすじ

インドを貫通する大河ガンジスの流域に当たるベンゴール地方に、製麻工場の支配人をつとめる英人一家が住んでいた。父母(エスモンド・ナイトとノーラ・スィンバーン)の元に6人の子があり、1人を除いて皆女の子だった。長女のハリエット(パトリシア・ウォルターズ)は今年14歳、夢見がちな文学少女で、工場主の娘で18になるヴァレリー(エイドリアン・コリー)と米印混血娘のメラニー(ラーダ)と3人組の仲良しだった。メラニーは、その生涯の大半をインドに過ごした米人ジョン氏(アーサー・シールズ)がインド女に生ませた娘で、西欧的な教養も身につけたインド娘であった。ある時、この平和な生活の中に、ジョン氏の甥で第二次大戦で片足を失った米将校ジョン大尉(トーマス・ブリーン)が入ってきた。はじめてみる白人の青年に、3人の少女は各々心を奪われた。ハリエットやラーダはその心を言い表わせぬまま、ヴァレリーだけが大胆に彼に近付き、それを傍らから眺めるハリエットらはひそかに心を痛め続けた。腕白なハリエットの弟は、ある時街の手品氏の真似をして毒蛇をからかい、その牙にかかって死んだ。肉親を失い、恋する男の心を得られぬ悲しみから、ハリエットはガンジスに身を投げたが村人に救われ、ようやくジョン大尉も彼女の心を理解したかのようであった。しかし春が来て百花一時に乱れ咲く頃、ジョン大尉は3人の少女をそのままに帰国、ハリエットの家にはまた1人妹ができた。そしてガンジスの黄色い水だけは、そのような人生の銷事も知らぬげに悠久の流れをつづける。
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sow_miya
sow_miyaさん
4.5
投稿日:2025-10-08
印象派の画家、オーギュスト・ルノワールの息子、ジャン・ルノワールが監督した1951年の作品。

インドのガンジス川流域で暮らす、イギリス人の少女ハリエットは、6人きょうだいの長女。ジュート麻の工場長の父や優しい母、様々なことを教えてくれる乳母のナンなどに囲まれて、伸び伸びと育ち、思春期に入りかけている多感な女の子が、本作の語り手で主人公。
毎日遊びにくる友達のバレリー、そしてアメリカ留学から戻った隣の家の幼なじみメラニーとは仲良しなのだが、ある日、メラニーの家にやってきた傷痍軍人のジョン大尉に対して、3人は三者三様の初恋に落ちる。
やがて、失恋や身内の事故により、ハリエットをはじめとした少女たちは、少しずつ大人になっていく…という話。

原作を元にした物語でありながら、全編インド撮影で、紀行番組のように当時のインドの風習が描かれているので、観た者は、そこに滞在しているかのような感覚になる。また、カラー作品のため、インドらしい色彩の美しさにも目を奪われる。

他にも、「明るく生き生きとした子どもたちの世界に対して、戦争での傷つきを抱える大人の男たちが、ある瞬間に見せる陰」とか、「イギリスとインドという二つのルーツの狭間でアイデンティティに揺らぐ、隣の家の少女メラニーの振る舞い」など、相反するものが、押し付けがましくなく、ごく自然に物語の一部として描かれていく。

個の人生を超えた、社会や歴史の流れなどをも感じさせる「ガンジス川の流れ」で首尾一貫させた、味わい深い作品だった。

放送大学231オーディトリアムで鑑賞。

<ここから、野崎教授のコメント備忘録>

・今作を一言で表すと「越境」がテーマになっている。

・フランス人のルノワール監督は、第二次世界大戦中にアメリカに渡り、ハリウッドで活躍する中で、本作を撮影。スタジオ撮影ではなく、現地での撮影を、現地スタッフと協力しながらつくりあげた。

・原作者が脚本も書いているが、監督と二人三脚で一から作り直した。

・重要な役割を演じる、弟ボギーは、原作者の甥。本作のプロデュースは、ハリウッドの生花店で、映画製作の素人。プロとアマチュアの垣根も越えた作品でもある。

・スコセッシ監督やエリセ監督が生涯ベスト10に選ぶなど、影響を与えた作品。また「大地のうた」を撮ったインド人監督、サタジット・レイに映画の道に進むことを促したのは、本作を撮影中のルノワール監督。
鑑賞日:2025年10月6日 CS/BS/ケーブルで鑑賞

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