大泥棒

劇場公開日:

解説

テレビの人気シリーズ、「アンタッチャブル」の製作者として知られるジョセフ・シャフテルのストーリーを、サイ・サルコウィツが脚色、「長い長い決闘」のケン・アナキンが監督したユーモアあふれるアクション。撮影は「すてきなジェシカ」のピエロ・ポルタルピ、音楽は「ミラノの銀行強盗」のリズ・オルトラーニが担当した。出演は「夜の誘惑」のロバート・ワグナー、「セメントの女」のラクェル・ウェルチ、「恋人たちの場所」の監督ヴィットリオ・デ・シーカほか。製作はストーリーを書いたジョセフ・シャフテル。

1968年製作/アメリカ
原題:The Biggest Bundle of them All
配給:MGM
劇場公開日:1969年5月10日

ストーリー

チェーザレ・チェリ(ヴィットリオ・デ・シーカ)は、かつてシカゴでギャングスターの名を欲しいままにした男。だがアメリカを追放されてイタリアに住みついたまま今や60歳。昔の面影は、どこにもない。そのうえ、かつての相棒が死に、その葬儀の帰り4人組のチンピラに、あっさりと誘拐されてしまった。しかしながら、現在のチェリは誘拐されても何の価値もない男。一銭の身代金も取れないと分かった4人組は、がっかりしたが、それ以上にチェリ自信の方が、今のわが身が、情なかった。そこで、チェリは一念奮起。4人のチンピラにムチ打ってプラチナを運ぶ列車襲撃計画を立てた。これで世間を驚かしてやろう……。ところがリーダー核のハリー(ロバート・ワグナー)をはじめほかの3人もヘマばかり。ケチな犯罪で警察のブラック・リストにのってしまった。そのうえ、ほんの小手調べにやった強奪事件などもことごとく失敗する始末だった。しかしながら、懸案のプラチナ輸送の列車襲撃の日はせまる。そして決行の日。ことは計画通り、なんとか運んだ。無事盗んだプラチナを持って飛行機で高飛びする寸前、なんと仲間割れ。そのうえ、例のケチな事件で4人組は警察から本格的に追われ始めていた。空港を包囲する警官隊。チェリと4人組は、なんとか仲間割れは収まり、無事、機上の人となった。しかしその時、思いがけない事件突発。今までの苦労も水の泡となってしまった。なんと盗んだプラチナが飛行機から落ちてしまったのだ。

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